無名の公立校が全国制覇した物語。
まずは、こちらの映像をご覧ください。
ご覧頂いたのは、今回のDVD教材にモデルとしてご出演して頂いた
現3年生が1年生のときに撮影された、ミーティングの映像です。
この映像をご覧頂いて、
「うちのチームもこんな感じだな…」
「うちの選手が行うミーティングにソックリだな…」
「こんなミーティングからは何も生まれないよな…」
「こんなミーティングだと、ついつい口をはさんでしまうんだよな…」
このように感じられたかもしれません。
では続いて、こちらの映像をご覧ください。
実は、ご覧頂いたのは、1つ目に見ていただいた
映像から、2年後の彼らの姿です。
あなたもビックリされたかもしれませんが
初めて映像を見たとき、その変わりように私も驚きました。
自ら決して発言することなく、ミーティングが終わるのを
まだか、まだかと待っていた選手たちが、
顧問の先生が口を挟む間もない程
選手たちが自らの考えをディスカッションし合い、
チームの課題を出し合い、それを解決するために
「どうすればいいのか?」と話し合っているのですから。
まるで、大人が会議をしているかのような風景です。
実は、ご覧頂いた映像では、2年という時間が経過していますが、
実際、選手たちが率先して、ミーティングで発言できるようになったのは
1つ目の動画から、約半年が経過した頃からです。
なぜ、練習でも身が入らず、先生の指示がなければ動けなかった選手たちが
たった、半年足らずで激変したのか?
その指導法こそが、「ボトムアップ理論」です。
※ボトムアップ理論とは… 選手が主導してチーム運営をおこなう指導法。選手は、監督に代わって、練習メニューから、公式戦に出場する選手、ゲームプラン、選手交代など、すべてを自分たちで決定していく。「主役は、あくまで選手」であり、指導者は、選手が迷った場合などに、必要に応じて問題提起をおこない、対話を通じて選手の可能性を引きだす「ファシリテーター」としての役割を担う。 |
そして、この「ボトムアップ理論」を提唱されているのが
広島県立安芸南高校でサッカー部監督して活躍されている
畑喜美夫監督です。
畑 喜美夫(はた きみお) 小学生時代から、地元・広島の広島大河フットボールクラブでサッカーをはじめ、東海大一高校(現・東海大翔高校)でプレー。高校時代に選出された静岡選抜では、長谷川健太(現ガンバ大阪監督)や三浦泰年(元東京ヴェルディ監督)らと、国体2位を獲得。また、U-17日本代表にも選出される。 その後、順天堂大学に進学し、2回生の時にはU-20日本代表を経験。 大学卒業後、腰の怪我で現役を断念する。その後、広島に戻って教鞭をとる一方で、広島大河フットボールクラブの小・中学生を指導。1997年に県立広島観音高等学校へ赴任。 サッカー推薦制度がない公立高校で、選手の自主性を促す独自のコーチング術「ボトムアップ理論」を取り入れ、2003年には初の全国大会(全日本ユース大会)、2005年に全国高等学校サッカー選手権大会でベスト8、そして2006年には、同校を全国優勝へ導く。その後も数々のタイトルを獲得し、全国大会へ13度出場した。 また、これまで6人のJリーガーを輩出している。 現在は、広島県立安芸南高校に赴任し、チームをたった3ヶ月で県ベスト16に導く。 |
畑先生は、この指導法を用いて、前任の観音高校を
2006年に初の全国制覇を成し遂げました。
なぜ、無名の公立校の生徒たちを、「選手を主役」にした指導法で
全国制覇という「結果」を得ることができたのか…?
その秘密は、次回に続く…。
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