途中出場する選手が活躍する方法
サッカー選手として、理想なのはスタメンで出場して、試合終了のホイッスルをピッチ上で聞くことです。
でも、自分が必ずしもスタメンで試合にでるとは限りません。
いわゆる、スタメン落ち、という状況を経験することもあると思います。
そんな時に、どんなことを考えてベンチに座るべきなのか。
そして、どうすれば、いざ出場した時に良いパフォーマンスを発揮できるか、
それが、途中出場した選手の価値になります。
そこで今回は、そんな途中出場する選手が活躍する方法を紹介したいと思います。
途中出場する選手が取り組むべき手順
途中出場することが決まった選手が、試合に臨むべき手順は、次の4つです。
- 受け入れる
- 準備する
- 途中出場する
- 課題に取り組む
1.受け入れる
スタメン落ちが決まったら、まずはその状況を受け入れましょう。
なぜなら、しっかりと受け入れず余計なことを考えてしまうと、次のステップへスムーズに進めないからです。
例えば、悔しい気持ちや指導者への不信感を持ち続けると、試合を冷静に見たり、集中してウォーミングアップができなくなります。
まずは、気持ちの整理が大切です。
客観的視点を持つ
一般的には、心理的に落ち着かない時は、客観的な視点を持つと良いと言われています。
まずは、実力不足や戦術的理由について、客観的に考えてみましょう。
実力不足に関しては、普段の練習からレベルアップを目指すように心がけて、一旦試合に集中しよう、と考えられます。
また、戦術的理由については、試合展開によって自分がどのように活きるかを考えることです。
そう考えれば、余計なことを考えることなく、途中出場の準備に集中できます。
2.準備
試合を見る
ベンチに座って試合が始まったら、しっかりと試合を見て情報を得ておきましょう。
まずは、相手の状況を見ます。
どういうフォーメーションか、どこが強みなのか、どこが弱いのか。
次に、味方の状況を見ます。
特に自分と同じポジションの選手がどのうようにプレーして上手くいっているのか、上手くいってないのか。
それらを総合的に見て、実際に自分が途中出場した時に、どうすればチームに貢献できるかを考えましょう。
ウォーミングアップ
ウォーミングアップは、チームによって色々とあると思うので、内容は何でも良いと思います。
ポイントは2点です。
集中する
試合のことが気になって、ウォーミングアップに集中できていない選手を見ることがあります。
そういった選手には決してならないようにしましょう。
なぜなら、パフォーマンスが上がらないし、ケガにつながるからです。
試合を見ることは大切ですが、ウォーミングアップと試合を見ることは、しっかりわけておきましょう。
3.途中出場する
途中出場する時は、以下の3点を注意しましょう。
- テンションを合わせる
- マークを確認する
- 自信を持ってプレーする
テンションを合わせる
途中出場する選手とそれまで試合にでていた選手とのテンションには、差があります。
当然、途中出場の選手がそのテンションでいきなりプレーすることは、難しいです。
なので、試合を見ることと、ウォーミングアップを利用して、なるべくテンションの差を埋めるように試合に臨みましょう。
マークを確認する
途中出場すると、本人だけでなく、周りもマークが曖昧になることがあります。
特に、セットプレー時は、しっかりと確認を行って、交代出場が裏目にでないようにしましょう。
自信を持ってプレーする
スタメンでないからといって、自信をなくして消極的なプレーをしてはいけません。
ピッチに立った以上、自分の力をしっかりと出すことに集中しましょう。
得点を取るなど、プレー内容によっては、スタメンの選手よりチームに貢献できることは多いです。
4.課題に取り組む
スタメン出場でも同じことですが、特にスタメン落ちした選手は、試合で出た課題を考え、それを克服するように練習しましょう。
出場した時間が少ないため判断材料が少ないし、そもそもスタメン落ちしている時点で何かしらの課題があるからです。
課題を克服すれば、成長は早くなります。
まとめ
スタメンで試合に出て一試合を通すことは、サッカー選手としては理想ではあります。
けれど、途中出場の選手がスタメンの選手と同等、またはそれ以上の貢献をすることは十分可能です。
そのためには、メンタルを整え、良い準備をし、最大限のパフォーマンスを発揮することです。
一番大切なことは、限られた時間の中で、自分の力をしっかりと出すことです。
今回の記事に、最高の途中出場選手になり、チームの勝利に貢献してください!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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