【スキルアップ】インフロントキックの重要性

スキルアップ DVD教材 トレーニング 講師


突然ですが、インフロントキックは得意ですか。

近くの味方へのパスはインサイドキックで蹴る。
遠くへのパスはインステップキックで蹴る。

お子さんのチームでは、おそらくこのような指導をしているかと思います。

三浦のチームもそうです。
僕も選手たちにそのような指導をしています。

ではインフロントキックはいつ使うのでしょうか。

ほとんどの指導者は浮き玉を蹴る時に使う。
という指導をしているのではないでしょうか。

子供たちが遊びの中でキックの練習をしている様子を見ると遠くへ飛ばしたいのでほとんどがインステップキックです。

そこに大人のサッカーコーチやサッカー経験のあるお父さんが混じってロングキックの練習をしはじめると意外とインフロントキックを使っていることも多いものです。

■インフロントキックはコントロールしやすい

ゴールのクロスバーに当てる遊びをすることがあります。
皆さんのチームでも選手が楽しみながらやることがあると思います。

小学4年生以上なら遠くへボールが蹴れるので参加してきます。

だいたい20mから25mくらい離れたところからキックするのですが子供たちはパワーがないので足をしっかり振れるインステップキックが多いです。

大人は筋力があるので慎重にインフロントキックで蹴ります。

これを見た子供たちがキックの真似をしよとします。

インフロントキックは浮き玉のカーブを蹴るためのキックという思い込みがある子もいるようです。

蹴り方によっては本田圭佑のようなブレ球も蹴れます。

インサイドとインステップキックのいいとこ取りのキックなので小学生のみんなにはぜひマスターしておいて欲しいキックです。

ここで大切なことは、ボールに回転を与えるか与えないかということです。

軸足とボールの位置と蹴り足角度で回転を与えることも与えないことも出来ます。

また、ボールの下に足を入れれば浮きやすくなりますし、ボールの真横をければインサイドキックのようにグラウンダーパスを蹴ることも出来ます。

子供たちには、回転を与えずにインフロントの面に当てる蹴り方を教えました。

助走はインステップキックほど必要ないのですが、右利きならボールに対して左斜め方向から踏み込む方が蹴りやすくなります。

当てる場所は、インサイドキックがくるぶしの下なら、インフロントキックは親指の付け根の骨を中心とした部分になります。

浮き玉を蹴るときは、親指の付け根中心ですが、正確さを出したいときにはインサイド寄りの広い部分をつかうようにします。

■多様なキックを覚えるのに最適なインフロントキック

少年サッカーで必要な技術として、正確なパス、ドリブル、そしてコントロールと言われています。

近年、小学生から身につけた方がいいと言われている技術がキックです。

ミドルレンジからロングレンジのキックを浮き玉やグラウンダーで蹴ること。
しかも浮き玉なら滞空時間のあるボールやライナー性の速いボールを蹴り分けられること。

グラウンダーでも強く速いキックが出来ること。
場合によっては、逆回転をかけてコントロールしやすいボールを蹴ること、または、横方向の回転でカーブをかけることも出来た方がよいでしょう。

多種多様なボールを蹴ることのメリットを感じることが必要です。

ボールを見て、球種や弾道などボールの質を見分けられるようになることとその必要性を感じることが出来るようになること。

自分で蹴ってみたい。
その時にインフロントキックが選択肢にあると取組みやすいですね。

僕たち指導も手本とならなければ、と思う場面です。

■ドリブルが得意な子はキックも得意!

不思議なもので、いろいろなボールを蹴り分けられる選手はドリブルも上手いのです。
ドリブルが得意な子はボールへの執着心や独占欲が強いせいか、コーナキックやフリーキックも蹴りたがります。

遊びの中でキックのトレーニングをしているのでしっかりとしたボールが蹴れます。

ドリブルでのボールタッチもロングキックでのボールタッチも共通するものがあります。

ボールのどこに足のどの部分を使ってどのくらいの力でタッチすればボールはどんな動きをするのか。

ドリブルもキックも同じですね。

ただここで大きく違うことは、ドリブルは自分から自分へのタッチで完結しますが、キックはボールの行き先が味方だったり、スペースだったり、そしてゴールだったりします。

その目標に合わせてキックを選ぶというセンスが必要になってきます。

サッカーセンスとは何かとよく聞かれますが、目的に合わせて技術を選ぶことが出来ること。

これもセンスのひとつだと思います。

選ぶ技術に正解はなく、パスなら正確に味方に渡ることやシュートならゴールネットを揺らすこと、いう結果が正解である。

そのような指導をして行きたいと考えています。

サッカーをするのは子供たちです。可能性を与えることが指導者の役割です。

選手の皆さんは自分が知らない世界を知って、可能性を大きく広げて下さい。

頑張って下さい!僕もがんばります。

 

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