【サッカー】サッカー用語1:フォーメーション

フットボールの勉強 サッカー用語

今回は、サッカーの基礎として“フォーメーション”についてお話していきたいと思います。

 

フォーメーションとは?

サッカーにおける戦術の基本要素の一つで、戦術を機能させるために存在しています。

DF(守備)―MF(攻守)―FW(攻撃)の人数を数字で表現しているのも、フォーメーションです。

 

システムとほぼ同じ意味で使われる場合がありますが、違うところもあります。

例えば5-4-1の場合、フォーメーションはDF:5人、MF:4人、FW:1人のように、ただ単に基本的な人数を表しています。

 

それに対してシステムは、そのフォーメーションから、さらに細かく表現しています。

センターバック:2人、サイドバック:2人、サイドハーフ:2人、ボランチ:2人、トップ下:1人、センターフォワード:1人という感じです。

 

つまり、システムは選手をどのように動かすのかという考えがあり、その中で戦術や各ポジションの位置、役割によって、攻撃的にも守備的にも変化していきます。

 

また、試合の局面ごとでフォーメーションが変化する場合があります。

4-5-1から4-3-3というように、フォーメーションが変化する場合もありますが、システムは変わらないこともあります。

フォーメーションが変化するからと言って、必ずしもシステムも変化するとは限りません。

 

わざと違いを出しましたが、基本的にはフォーメーションとシステムは同義語として使われることがほとんどです。

しかし、このような意味合いが違うことを覚えておけば、サッカーを見たり考える時に楽しくなるかもしれません。

 

 

フォーメーションの表し方

フォーメーションの表し方には、明確な定義はありません。

細かく言うと、人によって表し方が若干異なるからです。

 

例えば、DF3人、MF5人、FW2人のフォーメーションとします。

その場合、いくつかの表示の仕方があります。

 

一般的には、3-5-2と表示されます。

もちろん、DF3人、MF5人、FW2人というフォーメーションになります。

 

しかし、3-2-3-2と表示される場合もあります。

これも、DF3人、MF5人、FW2人に間違いはないのですが、さらに細かく表されています。

 

DF3人、FW2人は同じなのですが、MFの表現が多少変わってきます。

MF5人が、守備的MFが2人、攻撃的MFが3人という分けられ方になります。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか

今回は、“フォーメーション”についてお話してきました。

 

その中で、“フォーメーション”と“システム”の違いについてもお話しました。

フォーメーションが変わるからと言ってシステムが変わるとは限りませんし、最後のように人によってはフォーメーションの表し方が変わってきます。

 

今回のお話が、これからサッカーを見る目や考え方が変わるきっかけになれば嬉しいです。

 

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