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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

自分で工夫する力

もう今年も残すところ2ヶ月ですね~。
 
お正月に今年の目標をかかげたと思いますが、達成度合いはどうでしょうか。
 
私のチームでは、チーム目標、個人目標を立てました。
 
3月、6月、9月と目標達成と目標の練り直しをする時期があります。
 
6月までは、まだまだこれからという感じでしたが、9月になるとちょっと頑張らないとまずいと感じる選手がちらほら見かけるようになりました。
 
チーム目標はコーチも一緒に考えるのですが、個人目標はまず自分で考えます。自分が出来ること、出来ないこと、やりたいポジションなどを考えてサッカーノートに書いて行きます。
 
コーチ達もそれを見るのですが、意外と自分のことを分かっているなあという選手もいれば、とにかく将来の目標をかかげればいいという選手がいるので、まず、「今の自分を知ること」からアドバイスします。
 
例えばキックです。
 
インサイド、インステップで正確に蹴ること。
 
20m、30mのキックを10回蹴って、10回とも正確に蹴ることが出来るか。
 
インステップキックはフットサル用のゴールを使ってテストをします。入るか入らないか一目瞭然です。
 
インサイドキックは、味方の左右1m以内に蹴れることが目的です。
 
選手たちは、このテストを面白がって行います。
 
そして3ヶ月後、またテストを行いますが、3ヶ月前とほぼ同じか、少しだけ上達したというパターンが多いのですが、中にはグーンと上達する選手がいます。
 
テストで失敗して悔しい、自分で繰り返し練習してもなかなか上達しない。
 
なぜだろう、どこがよくないんだろう。
 
簡単にコーチに聞いてくる選手もいます。
 
コーチは的確に、軸足の向きが良くないとか、具体的なアドバイスをします。答えを教えているようなものですね。
 
では、軸足が開いてしまう理由はなんでだろう、軸足が開かないようにするにはどうすればいいんだろう。
 
ここから先は自分で工夫する力が必要になります。
 
キックひとつにしても、コーチから見れば改善しなければならない点がたくさん見えて来ます。
 
軸足だけでなく、上半身の使い方、蹴り足のテイクバック、膝下の振り、ボールにミートする足の部位、フォロースルーなどなど、多数のポイントがあります。
 
コーチはその全てを教えることは出来ますが、その選手はいっぺんにそれを行うことは出来ないでしょう。
 
コーチには選手のよい部分、よくない部分がたくさん見えます。
 
その全てを指導したい気持ちはわかりますが、あえて優先順位や重要度を見つけて、焦点を絞って指導出来るコーチがよいコーチだと思います。
 
そして、選手もいっぺんに覚えようとせず、軸足の向きなら軸足だけに絞って練習してみるなど、焦点を絞ることが大切です。
 
蹴ったボールの正確さは今ひとつだけど、軸足の向きが内側になったり外側になったりしなくなった。
 
それが出来れば、次のステップです。
 
ひょっとすると、軸足の向きだけで、左右へ大きく外れてしまうというミスが少なくなっているかも知れません。
 
それでも、左右に外れるようなら、ボールの中心を捉えきれていないということになります。
 
軸足の向きがいい加減なのに、ボールの中心を捉える足の振りを身につけることは難しいことです。
 
選手たちは、ひとつひとつの階段を登りながら、大きく上達したり、上達のスピードが鈍ったりしながら、成長して行きます。
 
3ヶ月前を振り返ること、そして日々の練習で何をすればよいか、欲張らずにコツコツと練習すること、そんな日を重ねて3ヶ月を過ごした選手は確実に伸びています。
 
3ヶ月前は、10本中3本しからゴールに入らなかったのに、今回は8本入った!コーチはおおいに褒めますが、なにより自分が嬉しいはずです。
 
練習したことが成果に出ること、練習しなければ成果につながらないこと。自分で工夫して練習したこと、コーチの指摘をキチンと受け止めたこと。
 
このようなテストや練習方法が必ずしも実践的だとは思っていません。
 
10本中10本を入れる選手もいますが、試合で活躍出来ない選手もいます。
 
しかし、目標をかかげて練習に取り組み、成果を実感した選手には「自信」が生まれます。
 
これが、試合に出ます。
 
自信を持ってピッチに入るということがいかに大切か。
 
今回はキックの話だけでしたが、ドリブルやボールコントロール、ヘディングも同様です。
 
自信を持ってピッチに入ること。
 
選手も指導者も納得して試合をすることで、はじめて楽しむことが出来ます。
 
今年もまだ2ヶ月あります。
 
自主練でしっかり目標を立てて取り組みましょう。

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