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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

小さい選手こそ「止める技術」を磨いて欲しい。

第40回全日本少年サッカー大会の都道府県代表が続々と決まっていますね。

Jリーグの下部組織だけでなく、スポーツ少年団など街クラブも全国大会出場を決めています。

私のチームも街クラブのひとつですが、セレクションを行わず、サッカーが好きで始めた子供たちを育成してチームを作るという苦労と楽しみがわかるだけに多くの街クラブを応援しています。

さて、小学生のサッカー大会で目立つものに、発育発達の体格差があげられます。

160センチもある選手もいれば、140センチそこそこの選手もいます。

大人のサッカーで20センチの差というと、170センチと190センチの差ということになります。

ヘディングでは絶対勝てませんね(笑)でも、160センチの選手も中学になるとまわりの選手の背が伸びて目立たくなったり、140センチの選手も同じく背が伸びて来て小さいとは言えなくなります。

小学生年代では身長差で優位に立っている選手でも、しっかりと技術をみにつけないと中学で追い越されちゃうよという話です。

逆に、小さくてもしっかりと技術を身に着けておけばだまっていても身長は伸びるので、将来の活躍を夢見て頑張ろうということです。

このように体格差のある少年サッカーですが、基本技術は体格差に関係なく練習していることと思います。

でも、ボールを蹴ること、ボールを運ぶことは体格やスピードの差が出る場合がありますが、ボールを止めるという技術は大きい選手でも小さい選手でも変わりませんね。

小さい選手でもトラップが上手い子は、大きな選手にひるむことなくボールを奪われないようにコントロールして、味方につないだりドリブル突破でシュートを打つなど、体格の差を感じさせません。

小さい選手こそ「止める技術」を磨いて欲しい。

そう思います。

ボールを止めるというと、ピタッと止めるイメージがあるかもしれませんがそうではなくて、次のようにイメージしてみて下さい。

相手が奪えないけど自分は触れるという場所にボールを置くこと。

相手が奪いに来たら、相手から遠い足で届かない場所にボールを置くこと。

これが、相手を外して止めるという技術です。イメージ出来ますか。

止める技術は「ボールコントロール」という名前の技術なのですが「トラップ」という言葉がよく使われているようなので、ここではトラップという言葉を使いましょう。

ボールを上手くトラップするということは、ボールの勢いを殺すだけでなく試合中であれば、そのボールを狙っている相手を見て、ボールを置く場所を決めるということです。

練習でよく見る光景として、2人で向かいあってパス練習するときがありますね。

この時は、前から来たボールを前に返すので、前にトラップしますよね。

この練習だけしかやっていないと試合でも同じように、前にしかトラップが出来なくなります。

サッカーを始めたばかりの子や、小学3年生以下ではよく見られる場面ではないでしょうか。

練習でやっていることを試合でもついついやってしまうので練習を工夫する必要があります。

例えば2人で向かいあってパス練習するなら、パスを出した選手はボールを蹴った瞬間にダッシュして奪いに行きます。

パスを受ける選手は正面にトラップすればボールを奪われるので、左右にさばく必要があります。

相手を見て、相手が遠すぎないタイミングで左右にさばくこと。

じゅうぶんに引きつけないと、左右にさばいても相手の逆は取れません。

このような、相手をつけた練習でトラップを磨いていくと、小さい子でももちろん大きい子でも、試合で通用するようになります。

トラップが上手くなるとキックもドリブルも上達します。

強いボールが蹴れるようになるとトラップも上達します。

ドリブルが上手になると、ドリブルを止める技術も上達します。

技術は連動して上達していくので、苦手な技術を克服するよりも得意な技術を伸ばす方がモチベーションも上がるので効果的と言えるでしょう。

皆さんの得意な技を練習でどんどん増やして伸ばして下さい。

小学生年代ならあっという間に上達します。

一緒に頑張りましょう!

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