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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【サッカー上達】走り方が単調になっている選手が「ダメ」な理由

男子ワールドカップ6回連続出場に続き、
リトルなでしこも来年ウルグアイで行われる
「U17ワールドカップ」出場を決めましたね。

出場を決定する試合の相手は中国でしたが、
中尾萌々選手のミドルシュートが
中国ゴールを捉えて1-0で勝利しました。

リトルなでしこのフォワード陣の強引なドリブルからのシュートは
印象的ですね。小さい体ですがパワフルです。本大会が楽しみです。

さて、このメルマガの読者から
さまざまなご質問をいただいていますが、

サッカーの経験がないのでお子さんに足りない技術は
何かがわからないという内容が多いようです。

そこで、今回はサッカー上達の土台となる
「走り」に焦点を当ててみます。

サッカーは走るスポーツなので、まず走れることが条件です。

速く走ることができれば良いですが、必ずしも速く走ることが
条件ではありません。

サッカーの走りには、スピードの調節や
緩急のタイミングが必要です。

「いつ、どれくらいの速さで」という走りですね。

そして、ボールを受けるための走りや守備を
するための走りは目的地への移動なので、

「いつ、どこへ、どれくらいの速さで」という走りになります。

さらに走りは直線的ではなく、
方向を変えることも必要になります。

「中央に向かってスタートし相手の動きを見て
外に開く走り」というイメージです。

サッカーをはじめたばかり子や試合経験が少ない子はこのような走りが
なかなか出来ず、単調になりがちです。

サッカーの試合で使える走りを
身につける方法として「鬼ごっこ」があります。

とくに、低学年の子どもたちには
「鬼ごっこ」がとてもよい練習になります。

鬼に捕まらないように走るという
動きをよく見るとタイミングやスピードを
意識して走っている様子がよくわかります。

逃げる時には、直線的ではなく、走る角度を変えて
鬼をだますという様子を見ることも出来ます。

実際のサッカーの試合では、ボールを保持しながら、
相手の選手にボールを奪われないように
スペースに動いて行くという動きです。

試合の場合は味方のためにスペースを意図的に作ることや、
パスを通すためのパスコースを作る動きをするので複雑になりますが、
基本となる考え方は一緒です。

鬼ごっこでサッカーに似た走りが
身につくということまでは可能ですが

鬼ごっこが得意な子どもたちが、すぐにサッカーの試合が
できるようになるかというと、そうは行きません。

ボールという存在が子どもたちにとても大きな影響を与えるからです。

鬼ごっこに近い環境だというのに、ボールがあるだけで
子どもたちは変わってしまいます。

ボールに触りたい、ボールを持ったら離したくない、シュートを
打ちたい、シュートを打たせたくない。

鬼ごっこでまわりを見て上手く逃げていた子どもたちが
ボールばかり見てしまい、相手もスペースも味方も見えなくなってしまうのです。

ボール扱いの練習はとても大事ですが、それと同じくらい
大事なことがボールがない状態での動きです。

・ボールだけを見ないこと
・ボール以外のものも見ること

これが大切です。

小学生のサッカー指導では、ボール扱いの練習がほとんどですね。
子どもたちはずっとボールを見続けています。

しかし、そのような練習の中でもボールにとらわれないよう意識する必要があります。

うちのチームにはサッカー経験のあるお父さんコーチがいますが
「ボールを見ないこと」を指導するという事を知ってびっくりしていました。

試合中に、自分に向かってパスされたボールを見ながら、瞬間的に目を離して
まわりの様子を見て、またボールに目を戻す。

このような動作ができるようになるためには、ボールを見ないことを
意識する練習が必要だと言うと

「教えないとわからないものなんですね」と納得していました。

自分が子どもの頃には教わった記憶がないそうです。私もそうですが(笑)

さてお子さんの試合を見て足りないものは何か気づきましたでしょうか。

走り方はどうでしょうか。単調になっていませんか。

ボールばかり見て、ボールに引き寄せられていませんか?

パスされたボールをじっと見つめていて、マークが
そばに来ていることに気づかずにいませんか。

出来ないことを知ることから上達への第1歩が始まります。
出来ない子の伸びしろですね。

子どもたちは何が出来ないのか自分ではなかなか気づかないものです。

気づけるようになることも必要です。

小学生のサッカーではそのような「気づき」の部分にも保護者が関わることで、
より充実したサッカー活動や家族の会話ができると考えています。

押しつけないで一緒に考えてみること。
なかなか難しいですが、一緒に取り組んで行きましょう!

 

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