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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

「見る練習」を行ってください。

日本代表の新しいユニフォームのレプリカや本田圭佑のミランでの10番のレプリカなどサッカー少年・少女には欲しいものがたくさんあって目移りするほどですね。

さて、目移りと言えば、先日、見ることの大切さをあらためて感じさせられることがありました。

数チームを集めて交流試合をおこなった時のことです。

顔なじみのコーチどうしの会話の中で「回りが見えている選手」について話題になりました。

回りを見ようとして目をキョロキョロさせて、首をしきりに振っている選手がいました。

せっかくの交流試合なので、混合チームを作ろうということになりました。

いつものメンバーで試合をするのではなく、はじめてのメンバーと一緒に試合をすることで、選手たちによい刺激が生まれます。

まず、積極的にコミュニケーションを取ることが大事であること。

パスを要求すること、パスの出し手としてボールにメッセージを込めることなど、声やジェスチャーだけでなく、スキルの部分でもコミュニケーションは必要です。

また、所属チームの味方のプレーを相手チームとして見ることも出来るので、普段は思いもよらない長所や短所を見つけることが出来ます。

チーム数は4チーム作りました。

ポジションは自分たちで話し合って自由に決めてよいという事にしたのですが、センターハーフ(8人制)はなぜか数人の選手が固定されているようです。

その選手たちとは、目をキョロキョロさせて首を振って回りを見ることが出来る選手です。

8人制サッカーでは「ヘソ」とも言えるポジションなので、攻守に渡ってバランスのよいポジショニングが必要になります。

攻撃参加はもちろんのこと、相手にボールを奪われた時にはいち早く守備陣に加わるというプレーを見せていました。

サッカーでは、ポジションによって「視野」が変わります。

ゴールキーパーは最後尾からピッチ全体が見えます。

デフェンスの最終ラインのバックも前方向をしっかりと見ることが出来ます。

しかし、フォワードやミッドフィールドになると、ピッチ全体をひと目で見渡すことが出来なくなります。

フォワードは、相手ゴールに背中を向けながらピッチ全体を見る必要があります。

サイドハーフの選手は、タッチラインに背を向けることで、180度の視野でピッチ全体を見ることが出来ます。

問題は、センターハーフです。

360度ぐるっと全体を見る必要があるため、見ることが出来る選手でなければ、務まらないという事です。

自分はピッチのどこにいるのか、味方の中でどの位置にいるのか。ボールの位置を見ながら、自分の場所を常に確認する必要があります。

ついついボールばかり見てしまうレベルの選手たちがこのポジションをやると、どうしてもボールにつられてしまいます。

また、360度どの方向に相手ディフェンダーがいるかわからないので高度なボールコントロールも必要ですし、相手をブロックするフィジカルも必要になります。

でももっと必要な技術が「見る」ことだと思います。

ボールが自分のところに来る前に、ボールを持つ前にどれだけ回りを見ることが出来るか。

ビジネスマンで言えば「情報収集能力」とでもいうのでしょうか。

前もって見ておく、ボールを持ったら迷わず判断するという能力です。

優れた選手は、見ておいた状況で次のプレーを決めるのですが、相手や味方の状況が変わった瞬間にプレーを変えることが出来ます。

パスしようとボールを蹴る寸前に判断を変えて、ドリブルを始めたり抜こうとする寸前に切り返してターンするなど、判断とプレーを瞬間的に切り替えることが出来ます。

大人だけが出来るのではなく、小学4年生でもこのようなプレーが普通に出来る選手がたくさんいます。

底辺が広がったなあとコーチどうしで話をしましたが、やはり基本は見ること、見ながらプレーすることだという結論になりました。

見ていなくても気配で状況が察知出来る選手もいるので、見ることに加えて「状況を感じる」ことも練習に加えたいと感じました。

頭を使うこととテクニックを磨くこと。

学校が冬休みの間に「考えてプレーする」ということ「考えるためには見ることが必要」なので、「見る練習」を行う。

今年最後のメルマガになりますが、このような事に焦点を絞って練習してみて下さい。

来年はいよいよワールドカップ開催年です。

みんなでサッカーを盛り上げて行きましょう。

今年一年、メルマガを読んで頂いてありがとうございます。

来年も引き続きご愛読をよろしくお願いします。

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