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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

飛び級とフィジカルに頼りすぎたプレーについて

小・中学生を指導していますが、飛び級という言葉がたまに使われます。
 
例えば、小学4年生が6年生の試合に出て活躍している。
 
本来ならU10、つまり小学4年生として同学年の選手と試合に出て活躍するわけですが、どう見ても同学年としては飛び抜けている。
 
6年生チームに入れて試合をしてみても、遜色ないどころかドリブルでのキープ、意表をついたシュートなど6年生チームの戦力になっている。
 
6年生も4年生に負けてはいられないと奮起するので相乗効果が見られる。
 
このように飛び級も「よい効果」がある場合は問題ないでしょう。
 
元バルセロナの下部組織でプレーし、現在はFC東京でプレーする久保建英君も、飛び級でどんどん伸びて来た選手のひとりです。
 
久保君はまだ14歳ですが、U16の日本代表です。
 
2001年生まれなので、今年の誕生日が来てもまだ15歳。
 
その久保選手は、東京U18にデビューして活躍しています。
 
中学2年生がユースチームと試合をするということになりますが体格に恵まれているわけでもない久保君が技術とセンスを武器に
 
ユースを相手にどんなプレーをするのか期待ですね。
 
小学生や中学生でよく見られる飛び級のパターンは、この年代にありがちな、フィジカル面で早熟な選手がもてはやされるというものです。
 
小学生でも160センチという子も少なくなく、ゴールキーパーやフォワードとしてサイズの大きさをいかんなく発揮している選手も多いものです。
 
このような、高いフィジカル能力を持った選手がフィジカルに頼ってしまうと、
 
本人にとってもチームにとってもよくない結果になる様子も見てきています。
 
ボールタッチが少々雑でも、足の長さ、体の大きさを使ってボールをキープ出来てしまうので、ボールを丁寧に扱うという技術がおろそかになります。
 
また、フェイントを使わなくとも相手と対面しての突破では、相手の裏にボールを出して追いついてしまうというプレーが出来てしまいます。
 
チームメートも、このような選手へボールを出す場合には高いボールや少々無理なスピードでもパスが通ってしまうので、
 
ロングボールを多用するゲームスタイルになることもあります。
 
ゴールにボールをシュートして勝てばいいのだから、問題ないのでは?
 
私がフィジカルに「頼りすぎた」プレーについて問題視すると、周囲にはこのような疑問符を持つ方が必ずいます。
 
今は勝てているからよいのですが、小・中学生でフィジカルに頼りすぎた結果その選手に他の選手が追いついた時、
 
その選手のフィジカルが通用しなくなった時「何を武器に勝負するのか」ということを考えて欲しいのです。
 
小学生の頃は目立ったのに、中学生になったらさっぱりだなあ・・・
 
こんな選手を多く見ています。
 
逆に、小学生の頃も目立ったけど、中学生になってますます伸びているなあ。
 
こんな選手も多く見ています。
 
サッカーには技術と体力と判断力とフィジカル能力以外にも必要な要素がたくさんあります。
 
その要素は「ピラミッド」のように積み上げられているので、土台の部分をおろそかにすると、将来、バランスのよくない、または、バランスが崩れた選手になる可能性もあるということです。
 
小学生年代に身につけるものは、小学生のうちに身につけるべきです。
 
フィジカルでごまかしてみても、中学生になって「小学生の時に身につけておけばよかった…」という残念な結果にならないようにすべきだと考えています。
 
もちろん、中学1,2年生でそこに気づけば、まだまだやり直せますし遅くはありません。
 
小・中学生年代で「技術を身につけるべき学年」には傾向があると思います。
 
小学生では3年生と5年生でしょうか。
 
3年生では、「自分とボールと相手」のスキルを身につけて欲しいと思います。
 
さらに、5年生では「自分とボールと相手に加えて味方」のスキルです。
 
中学生はなんと言っても1年生の時期です。
 
コートが大きくなり、ボールが大きくなり、相手、先輩も大きくなります。
 
そして、走るスピード、ボールスピードの次元がガラッと変わります。
 
この時期に、フィジカルは大切だなあと体力づくりをすることも大切ですが
 
せっかく小学生から積み上げて来たボールコントロールの練習をやめてしまうと、
 
いざ、中学2年生、3年生になった時に同じフィジカル同士の戦いでボール扱いに差がつきます。
 
ボールに触れ続けることが、何より大切です。
 
フィジカルは正しい方法で練習すれば思ったように伸びていくものです。
 
しかし、ボール扱いはそうは行きません。
 
コツコツと止める蹴るを繰り返すこと以外に上達の道はありません。
 
プロになってもそれは続きます。
 
今回は飛び級とフィジカルに頼りすぎたプレーについて、さらにボールを扱う技術の大切さについて書きました。
 
季節は2月です。
 
4月から新しいシーズンが始まります。
 
自分の技術を見直すチャンスです。
 
頑張って下さいね!

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