走ることはサッカーの「基本」です。なぜなら…

トレーニング

4月に入って2週間が経ち、2回の週末に練習試合を行いました。
 
次週から小学生リーグが始まるので、その準備です。
 
サッカーは止める、蹴る、運ぶが基本と言われますが、4月中の2度の練習試合では、もっと根本となる基本の大切さに気付かされました。
 
それは、走る、止まるという基本です。
 
走るということは、速く走ることはもちろん、タイミングよく走ることやスピードを調節して適切な速さで走ることが大切だと考えています。
 
さらに、走り出したら次のアクションは、スピードを落とす、または止まるという動作ですが、これも大切な動きです。
 
シーズンオフの間に、フィジカルトレーニングとして走る、止まる、さらには飛ぶ(ジャンプ)というトレーニングを行って来ました。
 
しかし、ボールを用いないトレーニングの効果は、実際の試合ではなかなか発揮出来ないようです。
 
試合に慣れていないということもあるでしょう。
 
何もない状態で速く走れる能力があっても、試合中だと判断しながらスタート、ストップを繰り返すので、判断力が重要になって来ます。
 
シーズンオフ中の成果としては、走る、止まるというフォームが身についたことかなと思っています。
 
単純ですが、モモを高く上げることや、ヒジを曲げて前後に腕を振ることなど現代の子供たちには、サッカーのトレーニングの中で指導しなければなりません。
 
何度も何度もトレーニングして、習慣になるまでトレーニングすることで、試合中でも無意識に正しいフォームで走れるようになるものです。
 
サッカーの試合では、短い距離のダッシュが多いので、走ること止まることの他に、方向転換という動作も加わって来ます。
 
小さなエリアでの動きは、走る(ランニング)という動作というよりはステップワークという動きになって来ます。
 
ステップワークは、ランニングとは別メニューでトレーニングしています。
 
これも、試合では判断力が必要となる動きです。
 
さて、4月に入って2回の練習試合で感じた基本の動きの中で、今後、もう一度トレーニングが必要と感じたことは、「止まる」という動きです。
 
デフェンスの場面で多く見られるのですが、ボールを持つ相手に対してアプローチすることはサッカーの基本です。
 
いかに鋭くアプローチするかということが守備力のテーマになってくるのですが、アプローチは、素早いダッシュであると同時に素早く止まるということだということにあらためて気付かされました。
 
相手にいかに鋭く近づき、プレッシャーを与えるか。
 
どれくらい近づくか、50センチか、1mか。
 
相手がトラップミスしたら奪える距離か、相手の自由を奪える距離か。
 
パスコースを封じ込めているか、ドリブル突破されない距離か。
 
判断しながら、スピードダウンしボールの動きを見なくてはなりません。
 
試合に慣れていない、アプローチや守備の基本に慣れていない子供たちは相手に近づくことイコール相手のボールを奪うために足を出すことという動きをしがちです。
 
相手に近づくだけでよいこと、相手がしっかりボールコントロールしてから近づくのではなく、相手に向かってボールが動いている(パスされた瞬間)時にアプローチのスタートを切れること。
 
練習試合の後に修正課題として、アプローチについてトレーニングしました。
 
シーズンが始まるとボールコントロールの練習に偏りがちですが、相手のボールを奪わないことには攻撃が始まらないので、守備の練習を見直そうということです。
 
多くのスポーツでは、速く走り抜けるという動きで勝負する場面が多いですがサッカーでは、止まるという動き、減速しながら方向転換するという動きが重要です。
 
さらに、この動きを習得するためにはよいフォームの習得が必要です。
 
走るフォーム、止まるフォーム、重心のかけ方など基本をしっかり学びたいものです。
 
選手たちにとってはモチベーションが上がらない楽しくない練習になりがちですが、サッカーの基本技術としてアプローチの技術は絶対に必要なので小学5,6年生を対象にみっちりトレーニングしています。
 
ボールを止める、蹴る、運ぶという基本に加え、走る、止まるという基本について読者の皆さんも考えて見ませんか。
 
シーズンの始まりだからこそ、基本の動きを見直し、よくなって行く過程を見ることが出来ます。
 
春の運動会を控えている学校もあるでしょう。
 
サッカーをしている子供は足が速い!と自慢したいものですね。
 
走りはサッカーの基本です。頑張りましょう。

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