サッカーの状況判断能力を高める方法とは!?

スキルアップ

5月から6月にかけては小学生から高校生にかけて大きな大会の予選が始まる時期です。
 
高校サッカー選手権を除けば、育成年代のサッカー大会のピークは夏ですね。
 
春は予選の時期とは言え、チームの照準はこの時期に合わせないと、予選を突破出来ません。
 
まさに、去年の秋からこのゴールデンウィークにかけての約半年間が勝負と言えます。
 
チーム作りだけでなく、選手ひとりひとりもこの春の時期に向かってトレーニングをする自覚を持たせたいものです。
 
去年の秋のチームと現在のチームを比較してどれだけ伸びているか。
 
三浦のチームもそうですが、他のチームの成長ぶりを見る事も楽しみです。
 
ゴールデンウィークにジュニアの試合がいくつかありました。
 
他のチームに去年の秋から注目していた選手が数人います。
 
三浦のチームが休憩中に、そのチームの試合を観戦しました。
 
その選手はサイドハーフをしていました。
 
中盤の攻防が続き、内容は互角という感じでした。
 
その選手の動きだけを5分ぐらい注視して感じたことは「判断が早くなったなあ」ということです。
 
ボールを受けるための動きを見ていると、明らかに判断が早くなったという印象がありました。
 
去年の秋頃は、ボールが自分のところに来てから判断していたのですが、現在は違います。
 
味方にボールが入ることを予測してすでに準備の体勢に入っているという感覚です。
 
1手先というより2手先を読んでいると言えばよいのでしょうか。
 
自分にパスを出せる選手にボールが渡ってから判断をするのではなくそのワンプレー前に判断が出来るということです。
 
具体的には、味方からボールを受ける位置やタイミングに余裕が出来て、相手を外す動きや、相手ゴールにより近い場所でボールを受けることで、有利になるということです。
 
サッカーは技術を高める練習と同時に、頭を使って状況判断するという力が要求されます。
 
トラップやキックの技術を高めることと状況判断能力を磨くことは両輪だと三浦は考えています。
 
U12というカテゴリーは小学6年生主体ですが、この時期になるとキックやトラップの精度も高まって来ます。
 
味方のミスが減ってくると、試合中でも予測をする能力がついて来ます。
 
そして、「狙ったプレー」をイメージして、プレーするということでサッカー選手として成長していきます。
 
状況判断とは受け身ではなく、狙いを持ってプレーすること意図を持ってプレーすることだと三浦は考えています。
 
どんな事から始めれば良いか。
 
チームでもこんな質問を受けます。そんな時、三浦が答える返事は「味方の状態をよく見よう」という事です。
 
ボールの持ち方はどうか、利き足の前にあるか、すぐにパスが出せそうかそして、相手デフェンスとの距離はどうか、相手の足が伸びてこないか顔が上がっているか、誰か(自分)とコミュニケーションがとれているか
 
こんな内容でしょうか。
 
4年生ぐらいの選手にはもっと噛み砕いて説明しています。
 
たとえば、味方が前を向いているか、後ろを向いているか。
 
という内容です。
 
サッカーは相手の様子を見ることも大切ですが、パスをつないで相手ゴールに迫るためには、味方の様子を見ることも大切です。
 
意識して練習してみましょう。
 

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