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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

足のどこを使ってドリブルしていますか。

W杯アジア最終予選第3戦のイラク戦(6日)、第4戦のオーストラリア戦(11日)と大切な試合が続きますね。
 
大事な試合ですが、宇佐美と武藤が直前の怪我で辞退。
 
代わってマリノスのドリブラー齋藤学が追加招集されました。
 
宇佐美、武藤、齋藤とそれぞれ個性の違うドリブラーですが、齋藤の小気味よい切れ味のドリブルも楽しみです。
 
私のチームはショートパスをつないで組み立てていくゲームスタイルなので、ドリブル主体のチームとは言えませんが、ドリブルをうまく使うということを考えてプレーしています。
 
パスかドリブルかを選択する場面がありますが、パスかドリブルかという選択なのか、
 
本当はドリブルしかないだろうという場面も少なくありません。
 
中盤でぽっかり空いたスペースでボールを持って、そこでパスを選ぶかって話です。
 
まあ、ボールを受けたら即シュートという絶好の位置に味方がいれば話は別ですが、そんなマークの甘いチームはいないです。
 
ドリブルには目的によって何種類かあると説明しています。
 
ぽっかり空いたスペースでは、ボールを運ぶドリブルですね。
 
スペースを移動する、スペースを切り裂くドリブルという表現をすることもあります。
 
スペースがあれば運ぶこともできますが、スペースがない時のドリブルも必要です。
 
そこは、日本代表で言えば香川が得意とするキープのドリブルです。
 
もっとも、香川の場合はキープだけでなくタメを作り、ターンしてスペースまで作るというドリブルを見せてくれますが。
 
運ぶドリブル、キープのドリブルの次は、皆さんが大好きな突破のドリブルですね。
 
縦方向にスピードで仕掛けていく突破のドリブルは、中央突破、サイド攻撃、カウンターなど、試合の流れを変えるドリブルです。
 
うちのチームの選手たちは、頭ではドリブルの使い分けを知っているのですが、試合になると、突破かキープのドリブルはできるものの、運ぶドリブルをしないようです。
 
選手に聞いて見ると、ドリブルよりパスした方が早い。
 
スペースがあるので余裕でロングパスが蹴れるのに、ドリブルするなんて無駄なような気がする。
 
たしかに、そういう考え方もあるでしょう。
 
パスした方が早い。そこに「かけひき」はあるのか。
 
そこを聞いていくと、かけひきはパスを受ける味方がするので、パスの出し手側は考えていないということ。
 
まあ、どこにパスを出すのかということ自体がかけひきなんですけどね。
 
縦に出すフリをして、逆サイドに出すとか、逆サイドを走らせておいて、オーバーラップの選手を使うとか、工夫はあるものです。
 
どフリーでのドリブルにはどんな意味があるのか?
 
もし、相手がどフリーでドリブルしていたら、どうするか。
 
当然、だれか対応に行きます。
 
ボールを持った相手をフリーにするなんてありえないということです。
 
中盤でぽっかり空いたスペースでドリブルすると、すごく目立ちますよね。
 
敵味方、全員が注目です。
 
ベンチも応援の人たちもみんな注目です。
 
運ぶドリブルは、注目を集めるドリブルというわけです。
 
たぶん、ボールウォッチャーになっちゃう相手ディフェンスもいるでしょうね。
 
攻撃側としては、この時間に位置を変えるとか、マーカーから離れてみるとかいろんなことができます。
 
運ぶドリブルで、時間を作っているわけですね。
 
この時間を作らずに、単純にボールをゴール前に放り込んだらどうでしょうか。
 
やっぱり来たぞ!という対応をする相手ディフェンスの思うつぼになりませんか。
 
運ぶドリブルで、相手ディフェンスを引きつけたらどうでしょうか。
 
ディフェンスがひとり減って、フリーの味方が出来ちゃいますね。
 
もし、運ぶドリブルで相手をひとり抜いたらどうでしょうか。
 
相手ディフェンスはパニックですね。
 
マークもズレるし、スペースも出来るってもんです。
 
今回は、運ぶドリブルについて解説しましたが、運ぶドリブルは直線のドリブルですね。
 
皆さんは、足のどこを使ってドリブルしていますか。
 
美しくドリブルするなら、足首を立ててアウトサイドでドリブルして見てください。
 
走るフォームに似ているので、美しく、かつ、スピードが出ます。
 
足元から離れないようにインフロントやインサイドでドリブルしている選手もいますが、ガニ股気味でドリブルしずらいし、スピードも出ません。
 
ポイントは、どのドリブルでも「いつでも触れる場所にボールを置いておく」ということです。
 
運ぶドリブルで、スピードが出ているから足元から離れていい理由はありません。
 
すぐれたデフェンダーはそのドリブルを見抜いて迫って来ます。
 
足からボールが離れた瞬間に間合いを詰めてみたり、デフェンス側のかけひきでボールを失うこともあり得ます。
 
ラン・ウイズ・ザ・ボールと言って、ボールをスペースに出しておいて、走って追いつくというテクもありますが、
 
これとスピードドリブルを混同しないようにしましょう。
 
ラン・ウイズ・ザ・ボールもしっかりトレーニングしないと、思ったところに思った強さでボールを蹴る技術は身につきませんし、相手より絶対に先に触れるという判断も必要になります。
 
運ぶドリブルは判断する時間を持つことができますが、相手も対応する時間をもつことが出来るので、かけひきが大切です。
 
かけひきをするためには、ボールを持っていてもボールを持っていなくても、主導権を取るという意識が大切です。
 
サッカーって頭使うねー。ボクタチそんなに頭使ってる?とポロッと感想をもらす選手たち。
 
頭を使うチームと試合をしてみるとなるほどとわかるものですが、そのレベルに達するまでが大変ですね。
 
でも、いったん頭を使うサッカーとは何かというきっかけをつかむと選手たちは発想を広げて行きます。
 
春に、選手たちにきっかけという種を撒いてこの秋に収穫しようと考えていたのですが、さてどんな収穫があるものか。これからが期待です。
 
皆さんも成長のきっかけをつかんで、この秋にグーンと伸びてください。
 
応援しています!

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