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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

個人の能力の差

昨夜の日本代表対ブラジル戦は多くの読者の方がご覧になったと思います。
 
ブラジルワールドカップでの惨敗のあと、ドゥンガ監督がどんなチームを作って来たか、ワールドカップでは不完全燃焼に終わったネイマールのプレーなど楽しみが多い試合でした。
 
日本代表も、ジャマイカ戦での初勝利と若手中心の新システムが機能しはじめて、ブラジル相手でも、よい内容の試合をしてくれるのではという期待もありました。
 
しかし、終わって見れば0-4というスコア、そして全ての得点がネイマール。
 
期待と結果を見れば、ブラジルは世界の王者の復帰するために力をつけていること、日本代表はアギーレジャパンという形でスタートしたばかりで、世界との差をはっきり見せつけられたということになります。
 
日本代表にも得点のチャンスがいくつかありました、形を作れたことは収穫ですが、ブラジルも4得点以上のチャンスがあったことも事実です。
 
アギーレ監督が、世界との距離を計るよい経験だったと述べていますが、選手たちは悔しさを口にしていました。
 
大活躍を見せた岡崎選手は素直に「個人の能力の差を縮めないといけない」と反省していましたが、私もその通りだと感じています。
 
また、トップとして期待の武藤選手も「ドリブルやパスのプレーの選択など、ブラジル相手に多くのことを経験した」と述べていました。
 
柴崎選手は、同じ年齢(22歳)のネイマールの活躍を目の当たりにして、自分との距離を感じ、勉強と経験で縮めて行きたいという感想でした。
 
ブラジルは、後半からロビーニョやカカーが出てきてからバリエーションが豊富になり、特に、カカーのシンプルかつ正確なプレーはベテランらしさを感じました。
 
昨夜のブラジルは、プレッシャーを感じずノビノビとプレーをしていたせいか、ブラジルならではのプレーが随所に出ていました。
 
太田選手が何度かよいクロスをあげていました。酒井高徳選手もドリブル突破でブラジル陣内に侵入して行きました。
 
しかし、ブラジルのデフェンスはブラジルワールドカップの時と違った守備を見せていました。
 
キャプテンのチアゴ・シウバ選手が怪我で出場していませんでしたが、デフェンス陣のプレーはドゥンガ監督の指導が行き届いているように感じました。
 
日本代表のシュートをブロックするシーンがなんどかありましたが、簡単にブロックしているように見えますが、シュートコース、タイミングを読んでいて、スッと足が伸びて来てボールを抑えるプレーには、さすがと唸ってしまいました。
 
攻めさせるけど、シュートは打たせないというデフェンスは、ボールの奪い方も見事でした。
 
日本代表が攻めて行く時に、闇雲に奪いに行かずに、日本代表が人数をかけて攻めようと前がかかりになったタイミングを見て、奪うという守備に見えました。
 
日本代表からすれば、「よくない奪われ方」という表現になり、ブラジルからすれば、攻めやすい、カウンターしやすい奪い方ということになります。
 
どこでボールを奪うと相手に致命傷を与えられるかという守備です。ドゥンガ監督のもと、中盤を含めた守備についても走るブラジルの姿が見えました。
 
日本代表のプレーでブラジルに通じなかったプレーで、もうちょっとトレーニングすれば、追いつけるのではないかという部分があります。
 
それは、フィジカルです。
 
柴崎選手は決してフィジカルが弱い選手ではありませんが、ブラジル選手との1対1の攻防では負け越していました。
 
ここに何の差があるのか、柴崎選手以外にも岡崎選手ほか1対1を果敢に挑む選手が多かったのですが、取りきれない理由はどこにあるのか。
 
単純に身体の強さだけでなく、ボールの置き方、身体の使い方、ボディバランスなどいろいろな要素があると思います。
 
ボールテクニックではなかなかブラジルとの距離を縮めることは難しいでしょう。しかし、1対1の守備で負けなくなった時、ブラジルの攻撃の芽を摘み取ってしまうことは出来るはずです。
 
組織力も大切ですが、岡崎選手の言葉通り「個人の能力を高めること」が日本の課題であり、それは、今の代表選手も頑張らないといけませんが、小・中学生のサッカーのレベルアップが大切だと感じました。
 
私は、ブラジル戦観戦のあとに次の練習のテーマとして思い浮かんだものは「1対1の激しさ」です。
 
1対1を激しく行うことで、ボールを奪うこと、ボールを奪われないことの両方が身につきます。
 
そして、ボールに対する執着心も育てていかなければいけません。
 
ブラジル選手が、テクニックがあるからと言ってボールを失って平気な顔をしていません。
 
悔しそうに追いかけます。
 
トラップの方向、ドリブル技術、パスワークなど多くの課題があります。
 
ひとつひとつの課題を分解して、今出来ることは何か。
 
私は小・中学生の育成に向けて、収穫が多い試合だったと思っています。
 
ブラジルに近づくことはきっと出来る。そう信じてトレーニングして行きましょう。

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