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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

ボールコントロールでかわすだけでなく、腕の使い方、体の使い方が実に上手い

先日の三連休は、高校サッカー選手権決勝がありまた、ACミランの10番本田デビュー戦ということでサッカーファンにはたまらない休日になりました。

高校サッカー選手権大会の決勝を見て、最近にない感動でした。試合終了のホイッスルを聞いて、思わず涙がこぼれました。

富山県の選手だけでも全国を制することが出来る。北陸勢のレベルの高いサッカーを全国に見せることが出来た。

素晴らしいことです。

さて、感動の高校サッカーですが、高校サッカーを経てプロ入りや代表入りするという仕組みは、日本ならではのオリジナルな形のようです。

海外ではクラブチームが主体となるため、学校単位の大会がプロ入りの登竜門になるということは無いようです。

それでも、日本のユース年代やオリンピック年代が世界を相手に活躍出来るという土台は、高校サッカーにあると言えるでしょう。

高校サッカーのレベルも年々あがり、今回の大会はどのゲームも高度な内容でした。

決勝は富山第一が初優勝でしたが、星稜とともに北陸勢同士のゲームということで、全国のレベルの差が無くなって来たと感じました。

京都橘を破った星稜も、プレミアリーグで揉まれている富山第一のハイプレッシャーの前には、ボールを回すことが難しく、ゲームの主導権は富山第一が握っていました。

しかし、サッカーは何が起きるかわからないもので、両チームにPKがあり、逆転、延長戦という非常にドラマチックな内容でした。

2-0リードされた富山第一の表情が、1点追加する度に変わり最後の最後でPKストッパーのスタンバイ完了というところでの決勝ゴールは、鳥肌ものでした。

最後まで諦めないという言葉が本当にぴったりと当てはまる試合内容だと思います。

両チームとも伝統のある高校で、指導者も本田を育てた星稜の河崎監督やUEFA公認ライセンスを所有する富山第一の大塚監督とも実力のある方です。

私は指導者として、両監督の指導とこれまでの練習について非常に関心を持っています。

読者の皆さんには、富山第一のサッカーのここに注目ということで、決勝を振り返りたいと思います。

ボールコントロールがしっかりしていることはご覧の通りですが、私が素晴らしいと思ったプレーは、ボール際の1対1の奪い合いの場面です。

1対1に強い選手が揃っていますが、ボールコントロールでかわすだけでなく、腕の使い方、体の使い方が実に上手いと感じました。

特に、ペナルティエリア付近での激しいボールの奪い合いの場面で、並走しながらのボールの攻防はほとんど勝っていたのではないでしょうか。

腕と同時に肩を入れる、相手の肩よりも低く入ることで、腰、足と同時にスッと入る様子を見て、どういう練習をしているんだろうと思いました。

足もとのボールの技術、体幹の強さ、腕の使い方、そして、どんな事をしても自分のボールにするという強い気持ち。

小・中学生の選手にもこの体の使い方は真似をして欲しいと思いました。ファウルにならずにボールを奪う方法、キープする方法、ルーズボールを自分のボールにする方法のお手本になります。

また、パスサッカーの基本という面でも両チームとも素晴らしいと感じました。

決勝ということで、1点差を争う場面ではボールを相手ゴール前に蹴り入れて競り合いからこぼれ球をシュートにつなげるという場面は必然的に生まれて来ます。

しかし、そんな中でもつなぐべき場面ではしっかりつなぐこと、相手が近くにいても、相手から遠い足でボールを扱うという基本がしっかり出来ています。

相手から遠い足でボールを扱うこと。これは、小学生時代に身につけるべき習慣です。

小学生時代によい習慣を身につけることで、中学生、高校生になるとほとんど意識することなく、遠い足でボールを扱えるようになるようです。

相手から遠い足でボールを扱うためには、体を入れ替えることや相手をブロックする軸足の場所、ステップワーク、顔を上げて視野を確保することなどもセットになります。

同時期の行われていた、高校女子サッカー全国大会でもこのような基本がしっかり身についている様子を観ることが出来ました。

紙一重のゲームを制するためには、やはり基本技術をしっかりと身につけることが大切だと感じました。

星稜のデフェンス陣の素晴らしさは、ファーストデフェンダーのアプローチがしっかりしていることと、シュートコースを読んで、必ず1人以上がコースに入るという場面でした。

小・中学生のサッカーは高校サッカーにつながっています。高校になって身につけた技術もあると思いますが、その土台は小・中学生時代の技術です。

観る人に感動を与える素晴らしいサッカーは、しっかりとした基本技術の上に成り立っていることをあらためて認識しました。

そして、身長170センチ足らずの選手でも、優れた選手はたくさんいます。サッカーは身長ではありません。

サッカーは技術です。

今年も個人技術をしっかり磨きましょう!

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