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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【育成】選手の成長は直線的ではなく曲線的【サッカー】

僕は、毎回の練習や試合で選手の成長を日々観察しています。
指導者になって感じることは、選手には成長曲線があるということです。

選手の成長は直線的ではなく曲線的です。
なかなか成長しないと思っていたら、ある日ぐぐっと成長します。

先週末の交流試合では、そのような成長を見せた選手が2人いました。

 

■競技としてのサッカーに目覚めたA君

急激な成長を見せてくれたふたりはA君とB君です。

A君は小学4年生です。うちのチームに加わってまだ1年たっていません。

サッカーを遊びとして楽しんで来たのですが、友人たちが試合の事を話している様子を聞いて試合に出たくて出たくてしょうがなくなりました。

A君はある日、親を口説いてうちのチームに加入しました。

サッカー イコール ゴールを決める と思い込んでいるので、どんなポジションでもゴールを目指します。

「A君はトップだ。ストライカーをやってみなさい」

「いいんですか。いっぱい点を決めます」

そんなやり取りでサッカーに取り組んでいたA君ですが、いざ試合に出るとなかなか思い通りには行きません。

まずオフサイドの洗礼を受けました。

ボールを受けようとするとボールばかり見てしまうので、オフサイドにかかってしまいます。

次の洗礼はゴールキーパーの存在です。

味方からスルーパスを受けてトラップしようとすると、ゴールキーパーがすっと出てきてボールをクリアーされてしまいます。

「オフサイドとキーパーをなんとかすればゴールはがら空きだ」

A君は夏前からずっとトップのポジションで練習と経験を重ねてきました。

おかげで、トラップやシュートがうまくなりました。

シュートはしっかり枠の中に飛ぶようになりました。

あとは、得点感覚を身につけるだけです。

 

■得点のコツはキーパーの位置を見ること

先週末は土曜日に3ゲーム、日曜日に3ゲームありました。

A君はそのうち3ゲームでトップを務め、3ゲーム全部で得点しました。

その得点に驚いたのは僕だけでなくチームメイトたちも同様です。

A君のゴールの特徴は、とにかくゴールキーパーの位置をよく見ているということです。

キーパーが飛び出した瞬間に浮き玉でゴールを狙うこととか、サイドに釣りだして逆サイドにコロコロと転がすようなシュートを入れるとか、とてもサッカーを始めたばかりとは思えないようなゴールばかりです。

「シュートを邪魔するのはキーパーなんです。キーパーがいなければ、ボクでもシュートが決まります」

A君に、ゴールのコツを聞くとこう答えていました。

なんという感覚の持ち主なんだと驚きました。

教えてもピンと来ない子もいれば、自分で答えを探すA君のような子もいる。

サッカー指導の奥深さを知ったように思いました。

 

■ボール扱いは苦手だけれど走ることが得意なB君

ぐぐっと成長したもうひとりはB君です。

B君は走ることが得意です。ボールコントロールは今ひとつですが、走ることはチームのだれにも負けません。

A君と違ってB君は小学1年生からサッカーをはじめました。うちのチームに入った時期は小学1年生の入学と同時です。

同級生たちがリフティングやドリブルに夢中になる中、B君はボール扱いが苦手なので鬼ごっこのメニューになるまで目立たない子でした。

しかし、鬼ごっこのメニューになると俄然輝き出します。

逃げても、追っても目立ちます。弾けるようなスプリント能力を持っている子でした。

 

■その走りを活かすポジションはディフェンダーだ!

A君もB君も4年生です。ポジションはまだ固定していません。

A君はトップでストライカーとしてその才能を見せてくれましたが、B君はずっとサイドハーフでした。

足が速いので、ウイング的なプレーを期待してのポジションでした。

しかし、ボールコントロールに自信がないので、ボールに追いついてからの動きや積極的にボールを呼ぶというコミュニケーションに欠ける場面がありました。

「センターバックやってみるか?」

どちらかというと線が細いB君ですが、センターバックで相手に当たり負けしないかなと心配でしたが、まずプレーを見てみることにしました。

スルーパスが出される、相手のトップがスタートを切る。しかし、相手の足元にボールが収まることはなく、B君は涼しい顔でボールを蹴り出していました。

ここまでは予想の範囲でしたが、実はB君は体幹も強かったのです。

相手にぶつかってもバランスを崩しませんし、相手が強く当たろうとして逆にバランスを崩すほどでした。

どこにどういう能力を隠し持っているか、子供たちの能力は計り知れません。

僕が指導者として嬉しいと感じることは、このような長所を試合の中で発見することが出来たことです。

サッカーはゲームをするために練習するものです。

自分のちからをゲームで発揮することを覚えてくれたA君とB君をとても誇りに思います。

 

この二人を含め、選手全員の将来を見守って行きたいと思いました。

素直にサッカーを楽しむことで光が見えてくるかも知れませんね。

 

 

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