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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【シュート上達法】パントキックでスキルアップを行える?

サッカーはボールを蹴るスポーツですが、パスやシュートというスキルとは別に

単純にボールを遠くへ飛ばすことは気持ちがいいですね。

先週のメルマガで予告したとおり、今週のテーマは「パントキック」です。

パントキックと言ってもゴールキーパーが行うキックのこと
ではなく、手から放ったボールを高く、遠く飛ばすという内容です。

この「パントキック」のトレーニングをすることで
ボールを蹴ることが苦手だった子が遠くまで正確に蹴れるようになったり、

ボレーシュートを決められるようになったりと
サッカー技術のアップにもつながるので、ぜひ参考にしてみてください。

■ボールを真上に高く蹴り上げてみよう

私は練習の前後のリラックスした時間に
パントキックでボールを真上に高く蹴り上げることをします。

子どもたちは「うわっ!高!」と言いながら、ボールの落下点に
入ってトラップしたり、あるいは逃げてみたり、楽しそうです。

真上に高く蹴るというキックを真似する子どもたちですが
意外に難しいようです。

コーチ達も子供の頃はできなかったくせに

「なぜできないんだろう!」と言います。

自然に出来るようになったという事が本音ですが

仮にもサッカーコーチなので、子供たちにポイントを教えて
あげることにしました。

■ボールを当てる場所

パントキックは足の大きなスイングから生まれるパワーをボールに伝えます。

足のどの部分をボールに当てるかというと、靴紐の部分の足首側を当てるようにします。

子供たちは足首を強く固定する力が弱いので、特に足首に近い
インステップで蹴るとボールに力が伝わりにくくなります。

つま先側に当たってしまうとパワーが伝わらないばかりでなく
指先を痛めることもあるので注意が必要ですね。

低学年の子供たちには説明しても難しいので、ひとりひとりの
シューズを直接指で「このあたりだよ」とツンツンと押してあげます。

手で空中に放ったボールをこの場所で蹴るわけですが、ここからもいくつかのポイントがあります。

■股関節をほぐしておく

足を大きくテイクバックしてボールを捉え、蹴ったあとはフォロースルー
しますが、股関節を大きく動かすので、あらかじめ股関節をほぐしておきます。

足を前後に開脚するという「静的」なストレッチではなく、歩きながら
足を大きく振る「動的」なストレッチを行います。

動的ストレッチというと「ブラジル体操」を思い浮かべる方も多いと思います。

サッカーの準備運動としてはとてもよいストレッチ方法です。
私のチームでも取り入れています。

股関節を前後に動かしやすくするために、ボール無しでキックモーションを
するわけですが、ここでイメージトレーニングを取り入れます。

ボールが当たった瞬間に足首が伸びていて固定するイメージです。

ボールを高く蹴り上げようとするとつま先をクイッと曲げてしまう子供たちがいます。

ボールに当たる瞬間は足首を伸ばすこと。
このイメージトレーニングが大事です。

子どもたちは自分の動きを自分で確認することが出来ない場合があります。

2人1組にして、お互いの動きをチェックさせてみましょう。

「あ、足首曲がってる」
「動きが小さい」

好き勝手なことを言いながら、自分でやるときは意識するように
なるので、いろいろな場面で効果的です。

人の振り見て我が振り直せってことですね(笑)

■地面においたボールよりも蹴りやすい!

空中にあるボールを足を大きく振ってボールを蹴ることは
空中でボールを蹴るので、地面に置いたボールを蹴るよりも
難しく思う保護者の方もいることでしょう。

地面に置いたボールを蹴るときは、ボールは止まっていますが
ボールの下は地面なので、地面を蹴ると痛い!という先入観があるものです。

伸び伸びとボールを蹴る子供たちには、地面を蹴る恐怖はなく
ただ、ボールがアッチコッチに飛んでいくことに戸惑うだけです。

アッチコッチに飛んでしまうのは、足のスイングや足の当たる場所が
定まっていないからですね。

■ボールの真下を蹴り上げよう

まず、まっすぐ上に蹴り上げる練習なので、ボールの真下を蹴るように意識します。

手で放ったボールを地面に落とす前に蹴ることが難しければバウンドさせてもよいでしょう。

ちょっと高いバウンドになるように落としてあげればボールの真下を捉えることが出来ます。

インステップの紐のところにしっかり当てること。

足を大きくバックスイングしてボールをミートして、ミートしたらフォロースルーすること。

これがわかっていても難しいものですが、早くコツがつかめる子と
なかなか上手く行かない子がいます。

その違いを観察してみました。

■ボールが落下する動きと自分の足の動きを合わせること

手から放ったボール、バウンドしたボール、それぞれのぼーるを
蹴るときに、ボールが落下している状態を蹴りあげることがコツです。

上手くいかない子供たちは、ボールの状態を見ていません。
バウンドで上がろうとしているボールを蹴り上げる子も少なくないです。

ボールリフティングの練習の効果のひとつに、ボールを見る能力を
高めるというものがあります。

ボールが上がろうとしているのか落下しているのか、落下しているなら
どのポイントで足を当てればボールを蹴ることが出来るのか。

目とボールと足のこの3つの関係がバッチリ決まった時に
ボールはジャストミートするわけです。

ですから、ポイントは「慌てずにボールが落ちてくるのを待つ」ことですね。

意外に足の動きは速いものです。慌てなくてもボールを捉えることが出来るようになります。

■自分の体の動きを意識すること

ボールの落ち際を捉えるための足ですが、自分の視野の中に現れるのは
ボールに当たる瞬間ですね。

それまで、足は背中側にあるので足を見ることは出来ません。

見ることは出来ませんが自分の体の一部です。

手で物を掴む動作は、手の動きも物も同一の視野の中にあります。
なので、まず失敗することはありません。

では、コップで水を飲む時はどうでしょうか。

手とコップは見ることが出来ますが、口元は見ることが出来ません。
でも、小学生の皆さんは、百発百中で飲めますよね。

赤ちゃんの時にはこぼしまくりだったけど、神経系が発達して
百発百中になったわけです。

足を中心としたサッカー神経も、意識して練習することで
無意識でも正確な動きが出来るようになります。

■伸び伸びと大きな動きでプレーしよう

サッカーの練習で、上手くいかないな・・・そう思った時に
ボールを扱うことだけを意識するのではなく、体を上手く動かせているか
思ったとおりに動いているか。この事を意識してみましょう。

ボールタッチだけに気を奪われずに、自分の体の動きに目を向けて見ましょう。

全身を使っているつもりでも意外と動きが小さかったりするものです。
大きく動くことで、バランスが取れることも多いですよ。

パントキックの練習もミスを恐れず、いつもより大きな動きで伸び伸びとキックしてみましょう。

正確さは後からついてきます!
頑張りましょう!

 

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