閉じる
閉じる
閉じる
  1. やはりフィジカル、動き出し
  2. 【サッカー】ディフェンスが苦手な選手の上達ポイントとは
  3. 【ジュニアサッカー】ルックアップで判断力が上がるのに、前を向けない選手…
  4. ボールを奪われないためにはどうすればいいか?
  5. ボールに対する【自信】と、相手に対する【自信】
  6. ペナルティエリアでの優先順位とは…?
  7. オフ・ザ・ボールの「動き」について
  8. 【ロシアW杯】攻守における連続したプレーができる選手とそうでない選手の…
  9. 飛距離のあるキックは身につけるためには…?
  10. 【ロシアW杯】クリエイティブでたくましい選手を育てるのに大事なこととは…
閉じる

ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【少年サッカー】手では出来るが足で出来ない理由

子供たちにサッカーを指導していると
「ボールを体の正面で扱おう!」という声がけを聞くことがあります。

野球の捕球でもボールに対して体を正面に持ってくることは基本ですね。

サッカーではどうでしょうか。

攻撃では、ボールを体の中心に置いておけば
左右のどちらの足でも左右へボールを動かすことが出来ます。

守備の場面でも、相手がボールを持っていたら
ボールに対して正面に立つことで縦パスのコースを切ることが出来ます。

三浦のチームでは、先週末の練習でボールと自分の体の立ち位置の関係についてトレーニングしました。

■手では出来るが足で出来ない理由

子どもたちが2人一組になって、ボールを手で
転がして相手に渡します。

2人の距離は10mから15mくらいです。
全学年で行いましたので、2年生以下はもっと短い距離でした。

「体の正面で両手でキャッチしよう!」という声がけで始まりました。

自分に向かってくるボールがすこしそれたら
左右に移動して、体の正面でボールを両手ですくい上げる。

この繰り返しです。

手で行うと問題なくほとんどの子供たちが出来ていました。

次に、足で止めましょう!というメニューに切り替えました。

ボールを投げるのは手で、止めるのは足で。

ボールがそれると、手で行った時とは違いボールに近い方の足を伸ばします。

「体の正面でボールを止めよう!」

と声をかけると、思い出したかのように
サイドステップで体をボールの方向へ移動させます。

手では出来るけれど、足で行うと上手く行かない。

これは、重心を支えるのも足であること
そしてボールをタッチするのも足であること
さらに、足を伸ばしてボールを触る習慣がついてしまっていること。

これらの問題があることがわかりました。

■守備の立ち位置の場合

ボールをコントロールする側だけでなく
ボールを奪う、相手のパスやシュートコースを制限する。

このような練習内容です。

2人一組で、約5m程度離れて立ちます。
ボールを持っている選手はドリブルして相手にしかけていきます。

ドリブルではフェイントを入れずに方向の角度だけを
変えてしかけるようにしました。

ボールの方向が変わった瞬間に守備側がすばやく
ボールの進行方向に立つということを練習しました。

慣れてきたら、ゴール前で行い、相手を抜いて
シュートを打つという内容に切り替えました。

この練習でコーチたちが気付いたことは、
ボールの方向が変わった瞬間の対応です。

目的はボールの進む方向、つまり、パスコースだったり
シュートコースに立たなければならないのですが
選手たちの中には、ボールではなく「人」の動きに合わせてしまうのです。

ボールではなく、人の正面に立とうとするので
パスが出されたり、シュートを打たれたりします。

■選手たちが自分では気づかないウイークポイント

このような練習を行った理由は、2週間ほど前の
練習試合の反省からです。

攻撃の場面では、ボールへしっかり寄れずに
足を伸ばしてコントロールし、ミスをして相手に
奪われるシーンがありました。

守備では、パスコース、シュートコースに
しっかり入っていなかったために何度もピンチになりました。

しかし、試合後の反省では

「相手が早かった。判断も早く、足も早く、ボールも早かった」

というものでした。

確かにプレーの早さは際立つチームでしたが
手も足もでない相手ではなかったと思いました。

それで、チームのコーチどうしで話し合い
ボールと立ち位置の関係を見直そうということになった訳です。

この練習の後に、まだ練習試合は行っていませんが
子供たちを見ると、4対4のミニゲームでは
「意識して」立ち位置を修正しているようです。

子供たちには

「自分が出来ること、出来ないことをわかることが上達への第1歩だよ」

と言っていますが、ポジショニングや立ち位置に
ついては、自分でわからないことも多いものです。

コーチが客観的に観察して、子供たちに伝え
子供たちが

「自分ではコースを切っているつもりだけど
コースが空いていたんだ。今度はしっかりコースに入ろう!」

と納得して練習することを繰り返すことが
上達の近道だと考えています。

試合中にコーチが大声で

「相手の動きに釣られるなボールを見て対応しろ!」

と言ったところで、試合中に瞬時に出来るようにはならないですね。

試合は、出来ること、出来ないことを見つける場。
出来ないことを出来るようにする場は「練習」。

私は、そう考えています。そしてチームのコーチ
どうしで同じ考えになるよう工夫をしています。

子供たちの頑張りが、結果につながるためにはコーチの存在が欠かせません。

今回は、立ち位置についての解説でした。

次回は、低学年向けに「パントキック」
つまり、持ち蹴りについて解説したいと思います。

ボールを思い切り蹴ると気持ちがいいですよね。
これは大人も子供も一緒です。

高く遠くへ蹴るコツについて解説しますね。
お楽しみに。

関連記事

  1. 習慣化するまでは「意識して」練習することが大切です。

  2. 足が遅いことはハンデかも知れませんが、動き方でハンデを克服できま…

  3. 「まず相手の出方をみよう」小・中学生には難しい指示です。

  4. 少年サッカーは8人制なのでポジションを埋める動きはシンプルです。…

  5. サッカーの試合で持てる力を発揮する方法とは

  6. 練習で出来ないことは、試合では出来ません。

ピックアップ記事

  1. 昨日の森保ジャパン対コスタリカ戦を見て中島翔哉選手の能力の高さを感じました。楽しそうにサッカ…
  2. 選手のサッカーノートを毎週チェックしています。出来たこと、出来なかったこと、出来るようになり…
  3. 日本の女子サッカーの快挙に感動しています。U20ワールドカップ優勝で、U17、フル代表と合わ…

おすすめ記事

  1. やはりフィジカル、動き出し
  2. 【サッカー】ディフェンスが苦手な選手の上達ポイントとは
  3. 【ジュニアサッカー】ルックアップで判断力が上がるのに、前を向けない選手の特徴
ページ上部へ戻る