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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

室内練習のメリット

先週末は雪の影響でサッカーの試合が中止になった・・・という方も多いのではないでしょうか。

大寒波が通り過ぎたと思ったらまだまだ寒波がやって来そうですね。

積雪さえなければ試合が出来るのですが、それでも寒さの中ではコンデションが落ちてしまいます。

私のチームでは冬季はなるべく室内練習場や屋根付きフットサル場または体育館を使用するようにしています。

場所の確保も大変ですが、室内でじっくりとボールコントロールの練習に集中するということも貴重な時間です。

クレーや人工芝のピッチと異なり、床でのボールコントロールは難しいですね。

雑なボールタッチをしている選手はすぐにバレてしまいますよ(笑)

指導者から選手たちの足もとがしっかり見えるのでボールにタッチしている瞬間をじっくり観察することが出来ます。

例えばインサイドのトラップやキックです。

くるぶし付近の広い場所を使えば正確性が増すのですがつま先側でコントロールして足首をしっかり固定出来ない選手も見かけます。

普段は「足首側の広い部分でボールタッチしよう!」と声だけで指導していますが、室内練習では室内ならではの方法で選手たちが理解しやすいよう努力しています。

室内ですとシューズを脱いでソックスの状態で足の使い方を見てもらいインサイド、アウトサイド、インステップそして足裏の位置を確認させています。

土のグラウンドで、なんとなくシューズの紐あたりで蹴っていたインステップキックも、室内でソックスでボールを蹴ってみると足の甲の「点」で捉える感覚が身につくようです。

それから、足の裏でボールを扱う時には「拇指球」を意識させています。

シューズを履いた状態だと足裏全体でボールを扱っているように見えますが、実際は拇指球というピンポイントでボールをタッチしているということがわかるとミスしずらくなります。

この方法も室内練習でのソックス効果で、ボールを押さえる場所は「ここだよ」と指で拇指球示すことで伝わりやすくなります。

拇指球とは足指の親指の付け根にある膨らんだ場所です。

ボールだけでなく、地面を捉えるステップワークでも重要な場所です。

ぜひ、拇指球を意識して練習してみてください。

室内練習のメリットの続きですが、ドリブルにも効果があります。

コーンを使ったドリブルでは、足のイン・アウトでボールを扱う時にインは親指、アウトは小指でタッチしようというと、ボールタッチが繊細になるほか、足首の角度の付け方が上手くなるようです。

室内練習というとデメリットを想像しがちですが、メリットもたくさんあるので、練習を工夫してみてくださいね。

さて、読者の方よりいただきましたご質問に答えたいと思います。

ご質問はこちらです。

——————————

小学4年と2年です。

年数は兄が4年、弟が3年弱です。

得意なプレーは兄は意表をつくパスを出す事。

弟はディフェンスで思いきって飛び出す時のタイミングをとるのが得意です。

苦手なプレーは兄が身体にバネがなく、踵を着けて動くのでパスを貰う際の球際に弱いのとドリブルでマーカーを抜く際に動き出しに強弱がつかず身体を入れられる事。

弟は細かいドリブルが苦手で動きに強弱づけで強く出る時にボールコントロールが苦手です。

又、細かいドリブルも遅いので、自信を持ってプレーが出来ないことです。

特に兄のプレッシャーの係る場面で踵をつけてしまうのはこの先のサッカーをする上でスピードと伸びのあるプレーに限界を感じてしまいます。

今後の自主トレで効果的な方法が有れば教えて下さい。

ちなみに、リフティングの回数は、兄が130回位で、弟が10回位です。

弟はどこかで真剣に取り組む時期が来れば伸びると思っています。

まずは続ける事で転機を期待してます。

————————————

以下、三浦の回答です。

ご質問をいただきましたお父さんですが、分析力がすばらしいと思います。

お子さんの動きを細かく観察し、将来への影響も考えているようです。

お兄さんの意表をつくパスや弟さんのデフェンスでの飛び出しなどが試合で見られるということは、試合経験の豊富さを物語っていますね。

小学校1年生から始めたサッカーで、着実に成果が出ていることと思います。

お父さんの観察眼ですと、お兄さんのフィジカル系が弱点とのことです。

もうすぐ5年生ですので、フィジカルトレーニングを始めては、どうかと思います。

ステップワークで改善する部分が大きいと思いますので「ラダー」や「アジリティトレーニング」が効果的かと思います。

これらは自宅でも出来ますので、親子3人で行うと効果が上がりそうですね。

そこで大切なことは、ラダーなどの動きでスピードを上げていくとフォームが乱れがちになるので、「姿勢」に注意することです。

カカト荷重になってしまう状態は、先ほどの「拇指球」荷重をマスターすることで改善されると思います。

体を入れられてしまうということですので、ボディバランスの強化でボールをキープ出来るようにトレーニングしましょう。

市販されているバランスディスクを使ってのトレーニングなら室内でも行えます。

チャレンジしてはいかがでしょうか。

弟さんはリフティングの回数から判断してもボールフィーリングの練習が必要かと思います。

習うより慣れろ。の段階かなと思いますので、ボールに触れる時間を多くする工夫をしてみてください。

お父さんの理解があれば、自宅の室内でもソフトなボールを扱うなど足をボールになじませる工夫は出来るはずです。

お兄さんに負けたくないという気持ちでリフティングとドリブルを練習しましょう。

サッカー選手で男兄弟の場合、弟が伸びるという例が多いようですが日頃から体格の大きい、スピードと技術のある相手と遊びながら練習するという効果が大きいと思います。

お父さんの言うとおり、きっかけで伸びるタイプでしょうね。

お父さんがとても詳しい方ですので、コーディネーショントレーニングの勉強をされてお子さんに指導されてはいかがでしょうか。

コーディネーショントレーニングは小学生時代だけでなく大人になっても体の動きをどんどんレベルアップさせてくれるトレーニングです。

兄弟が競いあって伸びていく様子が楽しみになると思います。

以上が回答ですが、兄弟でサッカーをしている場合はなるべく2人で行う自主練習が効果的です。

1人では出来ないキックやトラップの練習が自宅でも出来るのですから伸びない訳がありません。

皆さんもこの兄弟に負けないよう、工夫してトレーニングしてくださいね。

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