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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

対人相手になると練習の動きが全くできません

熊本地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
 
ご本人、ご親族、友人が怪我をされたり、家が壊れて避難所で生活されている方も多いと思います。
 
復旧が始まったばかりですが、一日も早い復旧、復興を祈ります。
 
このような災害による避難生活で大切なことは、「声がけ」だと思います。
 
お互いの体調、情報などは言葉で伝えることが大切です。
 
サッカーでも声がけはコミュニケーションの基本です。
 
お互いに助け合う「声がけ」で、苦しい場面を乗り切りましょう。
 
さて、今週は読者の方より質問メールをいただいていますのでご紹介します。
 
—————ご質問はここから↓———————
 
いつもメルマガを楽しみに拝見させて頂いています。
 
息子の事で質問ですが、マーカーやコーンなどを使ったドリブル練習ではキレキレの大胆な動きをするのですが、試合などの対人相手になると練習の動きが全く出ません。
 
それどころかプレーも消極的になり、個人技もほとんど出ません。
 
本人には、失敗してもいいからチャレンジしよう!と言っているのですが・・・自分でも悩んでいるみたいです。
 
良いアドバイスをお願いします。
 
—————–ご質問は以上です。—————-
 
お子さんは、小学6年生で、サッカー歴3年。
 
リフティング回数1100回!
 
得意プレーは、ダブルタッチ、クライフターンとのことです。
 
リフティングもフェイントも自主練で頑張ったのでしょう。
 
今年は全日本の予選を控えているのかな。
 
実戦でも活躍して欲しいです。
 
さて、回答ですが、私はこのような少年、少女を数多く見て、指導してきました。
 
練習で改善する子とそうでない子がいました。
 
ひとつは、練習の意味を知ることが大切です。
 
コーンやマーカーを使った練習は、実戦を意識して行ったとしても動かない相手なので実戦に通用するとは言えません。
 
しかし、この練習を飛ばして、実際の相手と1対1を行っても実戦で通用する「スキル」が身につきません。
 
コーンやマーカーを使った練習を「クローズドスキル」といいます。
 
一方、相手をつけて行う練習を「オープンスキル」といいます。
 
この練習の「目的」を明確にすることが大切です。
 
クローズドスキルの練習では、ボールタッチやステップワークなど、相手のプレッシャーがない状態でパーフェクトを目指して練習します。
 
足首の使い方、ボールタッチの強弱、角度。
 
姿勢やスピードなど、クローズドスキルの練習でみについたものをオープンスキルの練習に応用していきます。
 
オープンスキルの練習では、相手をつけて「かけひき」を意識します。
 
クローズドスキルで身につけたスキルを「試す」ことが大切です。
 
チーム練習で、相手のプレッシャーを受けながらスキルを発揮できるようになったら実際の試合で「試して」みます。
 
このように、クローズドスキルから試合まで、「ステップアップ」していくことを理解することが大切です。
 
これを理解している子どもたちは伸びます。
 
たとえ失敗しても、チャレンジする意識が身につきます。
 
ここが大切です。
 
通用しなくなると、気持ちが滅入ってしまいます。
 
しかし、ここで「メンタル」を強くすることを覚えると、さらにステップアップします。
 
技術面は、クローズドスキルからオープンスキルを通じて「試合」にチャレンジすること。
 
ミスしても、うまくいかなくても、めげないで「続けること」で、成功するようになるので、「メンタル」を強くすること。
 
この2点がアドバイスになります。
 
ご質問のお子さんは、スキルはバッチリだと思います。
 
プレッシャーを意識しすぎてスキルを発揮できないのだと思いますのでプレッシャーに打ち勝つことが大切です。
 
しかし、プレッシャーに打ち勝つといっても簡単には行きませんね。
 
プレーする場所を変えて見ましょう。
 
ゴール前で勝負するよりも、サイドやハーフウェイライン付近の方がプレッシャーが弱いはずです。
 
そこで、チャレンジしてみましょう。
 
成功体験を積むことが大切です。
 
成功体験を積むことで、ゴール前のハイプレッシャーの場面でもスキルを発揮できるようになるはずです。
 
チーム練習でも、比較的スペースのあるところで突破のドリブルやキープのドリブルに挑戦してみてください。
 
きっと成功体験が積み重なって「積極性」が出てくると思います。
 
ちょっと時間はかかりますが、お父さんは長い目で見てあげてください。
 
子供たちの変化は突然あらわれるものです。
 
日々の練習と意識を欠かさないことが大切ですね。
 
頑張ってください。

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