【サッカー】プレッシャーに影響されずにフリーになる方法

スキルアップ 練習法 トレーニング

今回は、ボールをフリーで受ける方法についてお話していきたいと思います。

このボールをフリーで受け取る方法を、「いつ」「どこで」「どのように」の3つを理解できたうえでプレーすると、フリーでボールを受けることができます。

なので、この3つを詳しく解説していきたいと思います。

 

 

①「いつ」=受けるタイミング

先に言うと、実はこれは正解がありません。

 

なぜ、正解がないのかを分かりやすく説明するために、アレクサンダー=アーノルドのプレーを解説します。

アーノルドが、右SBの位置から相手陣地の右SBの位置に大きなロングボールを出し、そこにフィルミーノが走ってボールを受けるというシーンがありました。

 

自陣の右SBの深い位置にボールがあった場合、通常は近くでボールを受け渡しします。

しかし、フィルミーノは動き出してパスを受けることができました。

これを、今から真似しようとして急に裏に走り出してパスが来るかと言うと、基本的には来ないと思います。

 

何を言いたいかと言うと、結局“いつ”というタイミングは、チームで合わせないといけません。

1人で自分勝手に動き出しても、ボールはもらえません。

 

他の選手で言うと、デ・ブライネがスルーパスを出す時に、たまに顔を上げていない時があります。

パスを受けて、感覚で前にボールを蹴っている時があります。

 

それは、前に走り出すタイミングが決まっているからだと思います。

デ・ブライネがそのポジションでボールを受けたら、誰かが裏に抜けるとチームで決まっているんです。

だから、“いつ”というタイミングは、チームで決まっていることが多いです。

 

顔を上げた瞬間にパスを出すという方法もありますが、顔を上げた瞬間にパスを出すのはみんな知っています。

なので、顔を上げた瞬間というのは、相手もパスが来ると分かっています。

 

 

②「どこで」=どこで受けるか?

この「どこで」を言い換えると、フリーになりたいということです。

フリーでボールを受けましょうと言うと、ほとんどの選手が「自分の周り3mくらいに誰もいない状況で受けること」と考えると思います。

 

しかし、試合中に自分の周り3m以内に誰もいない状況は、ほぼあり得ません。

特にボランチの選手は分かると思いますが、こんなにフリーの状況でボールを受けられるのであれば、いつでも前を向けて自由にプレーできます。

 

フリーになるということは、周りに誰もいないという考え方は捨てて、センタリングがピンポイントで来てそのままシュートを打てる状況をフリーと言います。

 

では、どうすればこのフリーの状況を作り出すことができるのか。

それが、最後の3つ目に繋がります。

 

 

③「どのように」=相手の逆をつけ

これが、一番重要なポイントになります。

この「どのように」を2つに分けて、お話していきたいと思います。

 

①相手の視野から外れる

簡単に言うと、ボールウォッチャーにならないことです。

恐らく、「ボールばかり見てるんじゃない」と監督から言われると思います。

 

それは、相手の視野に入ってしまっているからです。

相手からすれば、守りやすい状況に自分から入ってしまっています。

 

自分がボールを受けようとするあまりに、相手の視野を考えずんどんどんボールに近づいたり、相手のことを気にせずに自分がフリーになるところを探して動いたりしてしまいます。

それを一旦やめてボールを見るのではなく、相手の位置を見て相手の視野から外れたり相手が自分を見ていない場所を探します。

そして、パスが出せるタイミングで動き出すというのをクセ付けてみてください。

 

 

②相手の逆をつくこと

これもすごく重要なポイントで、自分がボランチだとして、動き出してボールをもらうタイミングがあると思いますが、このタイミングに相手DFはプレッシャーをかけてきます。

なので、このプレッシャーのタイミングでパスを受ける場所を一瞬で変えたり、ファーストタッチで逃げたりする工夫が大事です。

 

自分にプレッシャーが来たなと思ったら、裏に抜ける動きをします。

そうすることによって、裏でボールを受けることもできれば、あるいは相手DFが動き直してついてくれば逆方向でパスを受けることもできます。

 

 

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