【サッカー】 ロングパスが蹴れない選手の悩み

スキルアップ DVD教材 パス シュート

日本中に感動を与えてくれたラグビー日本代表の闘いは本当に素晴らしいものでした。
最後まで諦めない姿を見て感動しました。

僕はいつもチームの選手たちに試合終了のホイッスルが鳴るまで諦めないで闘うように指導しています。

試合を見た選手たちがこのような事を語ってくれました。

今回のラグビー日本代表の試合を見て「最後まで諦めない」という本当の意味がわかった。

これまでは、最後まで諦めないということはチャンスがあれば勝てるかも知れない。
だから諦めるなと指導されていると思っていた。

ラグビー日本代表は点差が開いても試合終了まで闘い続けた。試合が続いている限りは闘い続ける。
闘ってくれた相手へのリスペクトでもあるし、自分たちがより強くなるために絶対必要なことだ。

小学生の言葉はもっと拙いものでしたが、意味はこのようなものでした。

 

ルールがゲームを面白くし、ルールがテクニックを向上させている

ラグビーもサッカーもスローフォワードやオフサイドという「前方へのパス」が出来ないというルールがあります。
このルールがラグビーやサッカーを面白くしています。

サッカーの場合は、ゴールラインまでの間に相手チーム選手が2人以上いれば後ろからのボールを受けることが出来ます。
ディフェンスラインの裏を取ることが攻撃の最優先なので、スルーパスやワンツーパスを多用する場面が多くなります。

裏を取るには、選手の走る速さ・ボールスピード・パスのタイミングなどのテクニックを磨くことが大切です。
ラグビーにもサッカーにも言えることは、ルールがゲームを面白くし、ルールがテクニックを高めているということでしょう。

小学生の場合は、ルールの理解も大切ですね。

 

ラグビーもサッカーも基本はパスゲーム

ラグビーは手を使ってパスをつなぎ、相手の守備が手薄になったところを突破してトライを狙います。

サッカーはどうでしょうか。

ボールをもったらやはり相手チームの手薄なところに侵入していくことが基本です。

しかし、最近、小学生を指導していて思うのですが、パスをつなぐ幅が狭いように感じます。

サッカーはゴールラインの真ん中にゴールがあるのでどうしても中央突破が優先になります。

少年サッカーではコートサイズの縦方向が68mと短く、2,3本のパスでシュートレンジに入ることが出来ます。

つまり、中央突破が効率がいいということもあるでしょう。

試合によっては互いのチームが中央突破ばかり狙っていて、選手が散らばっている幅を見るとペナルティエリアの幅しかないというゲームもあります。

勝敗にこだわり過ぎると、パスワークというスキルが身に着きにくくなります。

攻撃では、コートの横幅を目一杯使うことで相手ディフェンスの間隔を広げてスペースを作り、手薄になったところに入り込んでパスを受ける、スペースを突破するという方法にトライしてはどうでしょうか。

サッカーはパスゲームです。ボールをどんどん動かして相手チームを動かしましょう。

相手が動いて出来たスペースを見つけて入り込むという感覚を小学生のうちに身に着けて欲しいです。

 

ショート・ショート・ロングというパスのバリエーション

サッカーの試合で、効率的にパスをつなぐ方法として「ショート・ショート・ロング」という方法があります。

パスの長さを表す言葉で、ショートパスを2本つないだら、局面を変えるためにロングパスを使おうというものです。

ショートパスはインサイドやアウトサイドを使ったパスで、ロングパスはインステップを使ったパスになるでしょう。

試合を有利に進めるためには、パスの長さとキックのバリエーションが必要ということになります。

 

ロングパスが蹴れない選手の悩み

選手全員がショートパスもロングパスも蹴ることが出来れば、バリエーションのあるパスワークが可能です。

しかし、小学生の場合はロングパスが苦手、ロングパスを蹴れないという悩みを持つ選手がいます。

・セットプレーでロングボールを蹴ることは出来るが、相手がいると蹴れない

・セットプレーでもロングボールを蹴ることが出来ない

・遠くへ飛ばすことは出来るが、正確さが足りない

・遠くへ飛ばすことが出来ない

ロングパスを蹴れない選手のレベルはこのように様々です。

特に、練習では蹴れるけど、試合になると相手をかわして蹴ることが出来ない。
相手をかわしたつもりでも相手にブロックされたり、相手の足に当ててしまう。

このような選手の場合は、キックフォームやボールを置く位置、軸足の位置に問題があるかも知れません。

ロングパスを蹴るためには筋力は不要です。大切なことは、よいフォームを身につけることです。

 

鈴木陽二郎コーチの「まったく新しいボールの蹴り方2」

ロングパスを蹴れない選手の悩みを解決する方法のひとつとして、鈴木陽二郎コーチの蹴り方を学ぶことをおすすめします。

ショートパスもロングパスも、大切なことはボールが目的地ではなく、パスの受け手となる味方が目的地ということを認識すれば、体の向き、軸足の位置、フォームが決まってくる。

鈴木コーチが指導する新しいボールの蹴り方は、ボールを遠くに飛ばすことだけが目的ではなく、サッカー選手として身につけたい姿勢や体の使い方など、どのポジションでも通用するプレーを身につけることが出来る内容になっています。

指導者にもとても刺激的な内容になっているので、蹴れない選手を抱えるコーチにはチーム強化のチャンスとも言えるでしょう。

鈴木コーチの新作DVDは今週、10月25日(金)12時よりリリースされます。

やはり、サッカーはボールが蹴れないと何も始まりません。
ボールを蹴ることが大好きな選手を育てたいですね。

 

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