【スキルアップ】サッカーにリフティングスキルは必要ない?

スキルアップ DVD教材 練習法 講師

日本では、リフティングについて誤解をしている人がたくさんいるように思います。

①リフティングが上手いのにサッカーが下手…

②リフティングは意味がないと言う人…

 

①「リフティングが上手いのにサッカーが下手…」について

リフティングが上手い…

それって本当?

プロの見るポイントは、リフティングが上手いという観点はなく、ボールタッチの質を見ます。

ボールと身体の一体感、ボールタッチ、ワンタッチワンタッチがボールを自分のものになっているかなど、プロは、ワンタッチを見れば、その選手がどの程度のものかわかります。

だから、リフティングが上手いという表現ではなく、ボールコントロールがちゃんと出来ているかを見極めているのです。

②「リフティングは意味がないと言う人…」について

リフティングは意味がない

リフティングの評価が間違って捉えている人が、リフティングが上手いのにサッカーが下手という見方をしていれば、リフティングは意味がないと言う人がいても不思議ではありません。

でも、プロの評価は、リフティングではなくボールタッチ、ボールコントロールというボールを自分のものにする技術評価で判断している中で、リフティングというものがあります。

プロが指導するトレーニングの中でのリフティングは、ボールを自分のものにするため、ボールコントロール技術を上げるためにリフティングがあります。

だから、リフティングというトレーニングは絶対に必要です。

そして、プロが指導して、課題として取り上げて勧めるリフティングトレーニングは、必ず効果があります。

では、どのようなリフティングトレーニングをすれば良いのでしょうか?

先ずは、利き足のインステップリフティングから。

これは、基本中の基本です。

利き足のインステップに集中し、ワンタッチワンタッチ、ボールが当たる部分を感じながら、リフティングをしてください。

僕は、子供たちに課題としてこのリフティングをさせていますが、千回を目標としています。

千回という数字は、始めは、とてつもない数字に感じますが、必ずみんなできるようになります。

リフティングが全くできないときに、千回を考えるのではなく、一回でも多く、自分の最高記録を塗り替える努力をコツコツとやっていくことが、やがて、感覚を掴み、どんどん良くなります。

①利き足のインステップのボールをタッチする部分を人差し指でしっかりと触ってみてください。

なんとなくここら辺でボールを触るのではなく、明確なボールを触る部分を意識することが大事です。

その部分を意識して、ボールタッチしたときに、感覚として良ければ続けてやり、違和感があれば、ボールタッチのポイントを変えればいいのです。

明確なボールタッチのポイントの意識がなければ、良い感覚も悪い感覚もわからないので、しっかりとボールを触る部分を意識することが、非常に大丈夫です。

②ボールを真っ直ぐ上に、というイメージ。

ボールを触る部分をしっかりと意識し、今度は、そのボールを真っ直ぐ上にというイメージを持ってやっていけば、リフティングの感覚をつかめてきます。

僕は、これ以上のことは伝えないようにしています。

なぜなら、リフティングを教えること、リフティングが上手くなることが目的ではないからです。

自らが自らの感覚で何かをつかみ取ることが、後々の「サッカーが上手くなること」に繋がっていくので、リフティングが上手くなることを教えてはいけないのです。

たった二つのインステップのリフティングのポイントですが、そこには、重要なことが隠されています。

①利き足でやることで、利き足を意識します。

意識する重要性を感じることに繋がります。

②利き足のインステップの部分を人差し指で触って、ボールを触る部分を明確にします。

さらに、細かな感覚まで意識し、感じられることに繋がります。

③利き足でリフティングすることは、ボールコントロールがズレても、逆足を使った時点でボールコントロールミスということですから、自らが意識してボールをコントロールすることに繋がります。

④逆足側にボールがズレた時には、ステップしたり、身体の軸を使って、利き足でボールをコントロールし直すことになりますから、ステップワーク、身体の軸の使い方を身につけることにも繋がります。

リフティングは、リフティングが上手くなるためにやるという考え方ではなく、「リフティングというトレーニング」の効果が意味するものを考えていく必要があります。

リフティングの中でのボールタッチ、ボールコントロール、身体の使い方、軸、バランス、ステップなど、「リフティングというトレーニングの効果」を知れば、その感覚、技術はどんどん良くなります。

ぜひ、上記のようなことを意識してリフティングに取り組み、サッカー上達向上につなげてください。

 

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