なぜ、認識を変えるだけで行動が変わるのか?

鈴木陽二郎

こんにちは。YJRです。

今回は視野編第2弾です。

第1弾は先週の記事となりますのでご覧ください!

基本的な視野の広さは変わらないのに、なぜ、視野の広い選手と狭い選手がいるのか?

第2弾は、「視野の改善の仕方」と「ヒントになる話」とお伝えしておりますが、変更させてください(笑)

今回は第2弾というか、第1弾のスピンオフといったイメージです

勝手をお許しください(笑)

なぜ、スピンオフ的なものにしようかと思ったのか?というと・・・

先週の記事で紹介した動画(認識テスト)に結構な反響があり、自分が伝えてきたこと、そして伝えたい事が詰まっていると感じたからです。

前回と重複してしまう内容も多いかと思いますが、自分の情熱があふれ出た結果ですのでご容赦ください(笑)

先週の記事で紹介した動画(復習)

2組登場(白組、黒組)し、「白組のパスの本数を数えて!」な動画です。

白組と黒組は入り乱れているので、白組のパスを数えるは結構難しくなっております。

ご覧になっていない方は、白組のパスの本数を全力で数えてください!

どうぞ!!!
↓↓

この動画は10年以上前に流行った、「認識テスト」動画です。

最初から、「熊の着ぐるみを着ている人(bear)」が目に入りましたか?(気づきましたか?)

この動画を初めて見た複数人の方から、「bear」に驚いた!と連絡がありました。

皆さんはどうでしたでしょうか?

気になりますので、ご連絡ください(笑)

巧みに認識を固定させられた。(人間の仕組みを利用させられた)

人間は認識した形になる性質を持ち、見たいもの以外は見づらい習性をもっています。

動画では、本数を数えるようなテロップや両組が入り乱れてパスをすることで、巧みに「白組のパス」に認識を強烈に固定させられ、見たいもの(白組のパス以外)は見辛い状態にさせられてしまいます。

その結果、優雅に歩いてくる「bear」さんに認識が向けることが出来ず、視野内にいるはずの「bear」さんを見逃してしまうわけです

といったことで、週末に開催した「蹴り方教室」でも、この動画を紹介しました。

参加者の3分の1の方は、認識テスト動画は初めて見る方でしたので、かなり大げさに「白組のパスの本数」「白黒がごちゃまぜでパスするからよーく見ないとわからないよ!」を強調したら、初見の方は誰も「bear」の存在に気づきませんでした。(以前見たことある方もきづいていなかった(笑))

  • 人間が認識した形になる性質
  • 見たいもの以外は見辛い修正

を、巧みに利用させられた瞬間でもあります。

フットボールにおいて、

  • 自分がDFとしてフェイントに掛かるときは、何かに捉われてしまう(利用させられた)時
  • 自分がOFとしてフェイントが出来たときは、DFに何かを捉えさせた(利用した)時

であるとも言えますね。

そして、過去記事のような事とも同じ事になります。

「味方を認識することで、ボールを持ち直すこともなくタイミングを逃さない」

味方を認識することで、ボールを持ち直すこともなくタイミングを逃さない

何も相手だけでなく、味方にも同じなわけですね。

認識の書き換え(変化)が、行動の変化を生む(作る)

この認識テスト動画は、「人間の視野は上下130度、左右200度あるのにも関わらず、視野内でも認識したもの以外は見辛い。だから、何かに捉われて固執して視野を失わないにしよう!」と教えてくれてます。

ですので、皆さんも視野内の何かに捉われることなく視野をフルに使いましょう!(フルに使う認識を持ちましょう!)

その考え方については、次回に!(笑)

そして、この動画テストの個人的にもう1つ面白いと思うことがあります。

それは、「見えない世界⇒ネタバレ⇒見える世界」と、ネタバレを挟み見え方の世界が変化したことです。

痣が出て、透き通る世界が見えるようになったように!!!!

つい先ほどまで見えなかった「bear」が、「実はbearがいます」の一言で「bear」が見えるようになった事は、とても不思議で興奮しませんか?(笑)

私だけかな(笑)

「実はbearがいます」の一言が、「白組のパスを数える認識」から「bearを探す認識」に認識を書き換えてくれました。

その認識の書き換え(変化)により、「bear」が見えるようになったわけです。

認識系(笑)の私としては、こんな面白い材料はありません(笑)

認識の書き換え(変化)が行動の変化を生む(作る)ことを現わしてくれていますし、体験もしやすと思います。

今までの自分からの脱却

今、

  • 上手くならない
  • 上手くいかない

と悩んでる方は、自分の前提や認識を考えてください。

  • ボールですか?
  • 技術ですか?
  • 力ですか?

自分がキック(プレー)をするときに、中心に考えてる事を思い返してくださいね。

きっと、浮かんだそれらが上手くいかない行動を作っている認識だと考えられます。

人間の性質や修正には、逆らうことができません。

長くこのような活動をしていると、変化がおきた瞬間を何度も何度も目の当たりにしてきました。

その変化が起こった瞬間とは、認識の書き換え(変化)がおこった瞬間でもあります。

それは、今までの自分じゃない自分を出せた事でもあります。

今まで失敗を作ってきた認識から、解放された事でもあります。

それらのポイントや認識は、過去記事に沢山ありますのでお時間あるときに読み返してくださいね(笑)

改めて、「人間は認識した形になる性質を持っている」事を大前提に、皆さんの上達のきっかけになれるように活動していこうと思いました。

この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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