「蹴り方の正しいフォーム」とはなんだ!?

鈴木陽二郎

今回のテーマは、「蹴り方の正しいフォーム」に関してです。

これは、私にとって物凄く難しいテーマです(笑)

なぜなら、そもそも「正しいフォーム」について考えてた事が無かったからです。

むしろ、私が皆さんに「正しいフォームは何ですか?」と聞いてみたい!案件です(笑)

では、私が「正しいフォーム」を考えず何を考えているか?

大きな柱は3つです。

  • 効率的
  • 効果的
  • けがをしない事

の3つから離れないようにキックを考えています。

けど、これは人からみたら正しくないかもしれません。

正しさを求める事が、物事を難しくしているような気がします。

だって正しさは人それぞれが当たり前ですから。

正しいフォームとは一体何者ですか?(笑)

そもそも「蹴り方の正しいフォーム」の定義が必要です。

まずは言葉の意味から

「正しい」

  1. 法や道理にかなっていて誤りがない
  2. 整っていてきちんとしている

「フォーム」

  1. 動きの型、姿勢
  2. 事物の形、形態、フォルム

うーん。イメージ湧きますか?(笑)

正しいの①の意味は、法や道理に沿うという事ですよね。

②は、こちらの方がフォームには繋がりそうだけど・・・

整っている、きちんとしているは・・・捉え方が広すぎます(笑)

なぜなら、A君は整っていると思っていてもB君は全然思わないかもだし、C君は少し思うかもしれないからです(笑)

そもそも整っているというのは、これが整っているよ!って指針が必要です。

やっぱり、何かに沿って整っているという事を決めるになるのでしょうか?

といっても、その指針も人それぞれになりそうですよね・・・

となると!

そうしたら、まずは「正しい」は幅広すぎるので定義づけしていきたいと思います。

「正しい」の意味の「法や道理にかなっていて誤りがない。」というのは、様々な捉え方は出来ますが、ルール(コンセプト)沿って答えを出しましょう!と捉えられます。

国、民族、宗教の違いで大事にしている事などの価値観が変わりますので、国、民族、宗教によってルールが変わります。

仏門、空手、柔術、剣道、華道、茶道などは、流派によって価値観が違うのでルールが変わります。

身近な事を考えると、各クラブでも価値観が違うのでルールや評価基準は違うし、学校でも会社でも同じことが言えます。

各家庭でも同様です。

そして個人としても、みんな価値観が違いますので「自分ルールも」違いますよね。

となると!

「正しい」とは・・・

「組織または個人の価値観やルールによって変わるモノ」と、定義づけができます。

もちろん、これは私の捉え方であって、正解や不正解があるものではありません。

となると!②

「正しい」の定義づけに続いて、「蹴り方の正しいフォーム」を定義づけしたいと思います。

これは簡単ですね!

「正しい」の定義づけは、「組織または個人の価値観やルールによって変わるモノ」です。

なので、「蹴り方の正しいフォーム」の定義づけは、「組織または個人の価値観やルールによって変わる姿勢、型」とします。

要するに、「蹴り方の正しいフォーム」は、チームや個人のルールやコンセプトから外れないように沿って考えて決定すればいいこと。だと言えます。

私がよく思うのが、見た目がどんなめちゃくちゃでも、プレーが成功すればいいんだぜ!です(笑)

これは、プレーが成功すれば見た目はなんでもいい「身より実」的なコンセプトなわけです。

となると、チームや個人のルールやコンセプトがとても重要になりますね。

それらがないと、「正しい」は決定できないからです。

もし、チームや個人に明確なルールやコンセプトが無い場合は、この機会に設定しちゃってください!

そして、大事にしてほしいのが、多様性に対して寛容であることです。

金子みすゞさんも「みんな違ってみんないい」と詠んでいます。

自分と違うからといって悪とせず、自分と違うことが当たり前と認識し尊重しましょう。

Aチームの「正しい」を価値観、コンセプトの違うBチームが揶揄することは野暮って事です。

YJR的コンセプトでの「正しい蹴り方のフォーム」とは?

ここまでを踏まえ!

YJR的コンセプトの「正しい蹴り方のフォーム」を考えていきます。

冒頭に書きましたが、YJRが大事にしている大きな柱はこの3つ。

  • 効率的
  • 効果的
  • けがをしない事

※また今度詳しく書きます!お楽しみに!

この3つの柱が勝手にクリアできるのが!

「人間は認識した形になる性質」を大前提とした「目的地の認識」「目的地の認識が姿勢を決める」などなのです。

詳しくは過去記事を!全部書いてあります(笑)↓

「自分自身がどこに向かうのか(目的地の認識)」と明確に認識していると、「自分自身がそこに向かう形(行動)」が自動的に決まります。

ですので!

「自分がどこに向かう(目的地の認識)を明確に認識した結果、自分自身が自動的に決まったそこに向かうフォーム(形)」が、YJRコンセプトでの「正しい蹴り方の正しいフォーム」」となります。

まとめると!

「正しい」「蹴り方の正しいフォーム」は、

  1. チームや個人の大事にしてる事・価値観・コンセプトに沿って決定できる。
  2. よって、チームや個人の大事にしてる事・価値観・コンセプトは重要である「正しい」「蹴り方の正しいフォーム」はチームの数や人の数ある

大雑把にいうと、「チーム(自分)が良ければそれでいい」

目くじら立てずに気楽にやりましょう。

リラックスは運動効果を高めてくれます!

この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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