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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

夏休みの成果を他チームより多く得る練習法とは?

私のチームの5年生や4年生は、夏休み明けの9月上旬に大きな大会が
あるので、それに向けて練習に励んでいます。

個人の課題は
・連続したプレー
・足を止めない
・ワンプレーで終わらない
というものです。

チームの課題は
・ボールを失わない
・ボールを保持しながら攻める
というものです。

具体的にどのような練習をしているかというと,

次のような内容です。

■止めてから蹴るまで出来るだけ素早くする
味方どうしでパスをつなぐことを練習するために、ポゼッションや鳥かごの練習をしています。

止めてから蹴るまでの時間を素早くすることが課題です。

止めてからパス先を考えているようではアウトです。

ボールを要求するなら前もってパスする相手を見ておき
ボールを受けたら素早くパスすること。

ダイレクトでパス出来るようならダイレクトでパスする。

どうしても技術的に止めてからパスまで
時間がかかる選手がいます。

その場合は、対面や3人でパス練習をします。

止め方が問題なので、パスが蹴りやすいところにボールを
しっかり静止させることを何度も繰り返します。

体の正面だけでなく、左右に置けるようになるには3人で
三角形でパスをする練習がよいようです。

出来るようになったら、デフェンスをひとり入れて軽く
プレッシャーをかけたり、コースを切ったりすると
スキルがレベルアップします。

インステップでのトラップを使うことで確実性とともに
体の向きを変えることが身につきます。

ボールが来た方向から遠い足でタッチし、蹴り足の前に
正確に静止させる。

■パスを出した後にすぐ移動する
ワンツーの練習を集中して行っています。
パスの出し手は、パスした足が1歩目になるように最短距離で動きだします。

パスの受け手は、味方のタイミングと角度を考えて
ダイレクトでリターンパスを出します。

この時、パスの出し手と受けての両方に課題を与えています。

ワンプレーで終わらない、ボールを受ける動きを
習慣化すること。これが課題です。

同時に、パスが必ずしも成功するとは限らないので
出したパスが悪くて相手に奪われそうになった時や

受けた味方のトラップが悪くて奪われそうになった時に
パスを出した選手が素早く奪いにいくことを課題にしています。

これは、攻守の切り替えの練習にもなります。
ミスったと思った瞬間に奪いに行くこと、ミスを取り戻すこと。

これがチーム全体でできれば「ボールを失わない」サッカーが出来ると考えています。

■2対2のゲームで動きを確認する
ミニゲームでは、小さなゴールを使って2対2を行います。

このトレーニングでは、ワンツーを多用することをテーマにしています。

ボールを持たない選手の動きが課題になります。

味方に近づくのか、離れるのか。その時、相手デフェンスは
どのように動くのか、どのように動かしたいのか。

ボールを持たない選手が攻撃をリード出来るようになると
パスがまわりやすくなります。

一方、守備側はファーストデフェンダーがしっかり寄せる
ことで、セカンドデフェンダーの守備が決まるということを学びます。

ちょっと難しい表現になってしまいますが、
ファーストデフェンダーとはボールを持っている
相手に対する一人目の守備です。

セカンドデフェンダーとは文字通り、
ファーストデフェンダーのカバーや

ファーストデフェンダーがカットしたコースでない
方向へのパスをインターセプトすることを狙います。

大切なことはファーストデフェンダーの動きです。

2人で同時に寄せたり、あるいは
2人とも行かなかったりということを避けるために、

声を出して味方に意思表示をするようにしています。

私たちコーチは掛け声なしに寄せに
行った時には声を出すように指導します。

小学4年生の選手たちは習慣化している
選手とそうでない選手の差が大きいので、
コーチたちは習慣化するように徹底しています。

■4対4のミニゲームで仕上げる
ゴールあり、キーパーなしのミニゲームで仕上げますが
フィニッシュはシュートで終わることを課題にしています。

ボールを持ったらゴールを狙うことを意識することで
体の向きが相手ゴールを意識したものになります。

前を向いてボールを持つこと。

これが攻撃の基本です。前を向いてボールを持つために
どのようにパスを回せばよいか。

選手に考えさせます。

その時、ボールを持っていないチームはグループでの
守備で相手に前を向かせないようにプレスをかけて行きます。

守備が厳しくないと攻撃が上達しません。
攻撃が上達しないと守備力が向上しません。

チーム力をアップさせるための重要な場面なので
コーチはゲームをさせながら素早い寄せ、

ボールを受ける前の視野の確保、
トラップからパスの速さなどを意識するように声をかけています。

今回は練習内容のご紹介になってしまいましたが、
このような練習は、選手の上達具合によって
難度を変えて行きます。

疲れているような時は難度を下げたり、元気な時は難度を
上げることもあります。夏場はこのようなコントロールが
大切だと考えています。

全国の指導者の皆さんも工夫されて指導していると思います。
指導者の熱意で、子どもたちが成長して行きます。

この夏を乗り切って、収穫の秋を迎えたいですね。
頑張りましょう!

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