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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【檜垣コーチ】各部のテニスボールリフティングが安定してきたら

サッカーボールより小さいテニスボールでのリフティングトレーニングでも、その考え方、取り組み方に違いはありません。
テニスボールは、サッカーボールより小さくなったことで、ボールタッチの質と精度を求めらることにより、さらなるボール感覚の向上に繋がります。
サッカーボールでも、テニスボールでも、やみくもにリフティングの回数を求めるのは違います。
サッカーボールの時と同様に、利き足の技術が軸となり、利き足からボールとの一体感を身に付けることが必要で、パーツパーツを部分的に捉えているとボールと身体の一体感には繋がりません。

■パーツだけで考えないでください

というのは、例えば、ヘディングでのリフティングのときに、ヘディングの回数ばかりを増やすことを考えていると、ヘディングだけというそのパーツだけを考えてしまいます。

そうではなく、利き足からヘディングに繋がっているというイメージを持ち、利き足のインステップからヘディング、ヘディングから利き足のインステップという、利き足から身体全てに繋がるイメージが必要です。

利き足のインステップから自分の身体全てにボールが繋がっているというイメージが、あらゆる場面で、例えば、ボールを落としそうになった時に、利き足にボールを戻すということが出来ます。
これは、サッカーボールでのリフティングトレーニングでも同様で、この感覚は、試合中でのミスの回避にも繋がります。
例えば、ボールを取られそうになった時に、利き足にボールを置く、利き足にボールを持ち直すなど、自然な利き足の良いボールの持ち方に繋がっています。

ですから、利き足を常に意識しながら、テニスボールの各部のリフティングから、あらゆる感覚をいろいろ感じてほしいのです。

 

■回数は?

各部10回ずつ10セットを必ず安定させてください。
これが安定してから、次は、各部10回ずつを落とさずに、続いて20回ずつ、30回ずつ、40回、50回と増やして、100回ずつまでやってください。
これを落とさずにやりきった場合、各部のリフティング回数は550回やりきったことになります。
ここまで来ると、テニスボールリフティングトレーニング、各部千回ずつが見えてきます。
これは途方もない数字に見えますが、コツコツとやっていけば、必ず見えてくる数字です。
実際に、僕の指導している選手たちは、何十人とクリアし、「サッカーの基礎技術」の土台作りに大いに繋がっています。
サッカーボールでのインステップリフティングも、千回という数字は、はじめは途方もない数字だったはずです。
ですが、それをクリアし、やればできると感じられたはずです。
人間、やればできるのです。
テニスボールでの各部千回を目指して、その中から、利き足から繋がるボールと身体の一体感、ボールタッチ、ボール感覚など、ボールを自分のものにする感覚を養ってほしいです。

 

 

檜垣裕志(ひがきゆうし)

1970年生まれ 石川県出身

ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム、日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。
ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有。
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。

 

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