「マンツーマンマーク」のトレーニング

スキルアップ ディフェンス

三浦です。

先週末はグラウンドが使えなかったので、知り合いのチームに頼み込んで合同練習をおこないました。

どうせなら練習試合もやりたいね、ともう1チームを誘って3チームでの練習になりました。

高学年と低学年に分かれての練習です。それぞれ40人から50人になりました。

グラウンドに100人近く選手が集まり、効率よい練習方法を工夫しながら進めました。

最も効率がよい練習は、スモールゲームです。

フットサルコート(40m×20m)よりちょっと小さめ(30m×15m)のコートをたくさん作りスモールゲームを行いました。

 

MTMトレーニング

サッカーにはMTMトレーニングというものがあります。

Mとはマッチ。ミニゲーム、スモールゲームも含みます。

Tとはトレーニングです。

全員が集合して、ウォーミングアップを行ったらすぐにマッチを行います。

その様子をコーチたちが見て、問題点がないか探します。

小学生のサッカーなのでいくつも問題点が見つかるのですが、2時間程度のトレーニングで改善出来そうな問題に絞っていきます。

例えば、守備の場面でマークの意識が低くて相手をフリーにさせてしまうような場面が多かったとします。

これは「ディフェンスのマーク」が問題なので、マンツーマンマークの練習を行うことにしました。

トレーニングを行った後に再びマッチを行って、トレーニングの成果を確認することが目的です。

 

「マンツーマンマーク」のトレーニング

マンツーマンマークのトレーニングは、マーカーで四角いグリッドを作り、2対2で行います。

グリッドの外側にはサーバーを4人置いて、常にオフェンス側となります。

中にいる2人とサーバーの4人で相手ディフェンス2人とボールを奪い合うので2対2プラス4サーバー、または、2対6(4サーバー)という表現になります。

オフェンスが有利な条件ですが、中にいるディフェンスは自分のマークが自由にプレー出来ないようにマークします。

小学生の4年生以下でこのトレーニングを行うと、中の4人はボールに集まってしまいます。

まだ、パスの正確さ、ボールを持っていない選手の動き方が身についていないからです。

高学年はパスを正確に強く出すことが出来るので、サーバーを使ってディフェンスを翻弄する場面が多くなります。

サーバーは2タッチまでにします。サーバーからサーバーへのパスも禁止です。

低学年にはちょっと難しい練習でしたが、自分のマークを離さないことを徹底しました。

高学年も低学年もボールばかり見てしまう結果、自分のマークから目を離してしまうという事に気づいたようです。

3チームのコーチたちは、「マークを見失わないこと」だけコーチングすることとしました。

オフェンス側のパス、トラップにも問題はありましたが、そこを指摘してしまうと何の練習か選手たちに伝わらなくなるからです。

 

再びマッチ。スモールゲームでとレーニング成果を確認

ここで再び最初に行ったスモールゲームを行います。

コーチが(選手も)注意しなければいけないことは、トレーニング内容を忘れないこと、ゲームの中で意識することです。

ゲームなので点を取ること、点を取らせないことが原点ですが、点を取ることに夢中になって、ボールを奪われた瞬間に自分のマーク相手をしっかり捉えることが出来なれば、トレーニングは無駄になります。

「トレーニングで行ったマンツーマンマークをしっかり意識しよう」

「マークした相手にシュートを打たせない、よいパスを出させない、ドリブルさせない」

コーチはゲーム中も選手に対してトレーニングテーマを意識するような声をかけます。

 

練習後のまとめ

3チームが集まって練習後のミーティングを行いました。

「今日のトレーニングテーマは何ですか?」とコーチが選手に聞きます。

全員から「マンツーマンマーク!」という答えが帰って来なければなりません。

この時に、なかなか答えられなかったり、複数の答えがバラバラに帰ってくるようだと選手にとってもあまりよい効果が得られなかったということになります。

焦点を絞ることで、ほぼ全員から同じ答えが帰ってきます。

最初に行ったゲームに比べて、トレーニング後のゲームでは守備がよくなった事を選手たちが実感しなければ、なりません。

コーチ達は、出来ないことがたくさんある小学生に対して何に焦点を絞るのかを決める決断力が必要です。

トラップも上達させたい、ボールを持っていない動きも身に着けさせたいという気持ちはわかりますが、ひとつひとつ焦点を当ててトレーニングしていくことが大切です。

このようなM-T-Mトレーニングを普段から行うことで、練習試合や大会で普段の練習の成果を出すという、習慣が身につきます。

大切なことは、トレーニングとゲームを切り離さないことです。

ゲームの勝ち負けよりも、課題を意識する習慣を身につけることが大事です。

選手たちも頑張っています。

指導者もしっかりと選手の成長を見守って行きましょう!

 

 

三浦直弥(サッカーコーチ)

小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。

現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。
現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。

好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。
座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(株)Real Style  おすすめサッカー教材・商品

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■全国大会優勝チーム、センアーノ神戸監修
「本番に強い選手の育て方~試合で活躍できる「個」を育てるためのトレーニングメソッド~ポゼッション編 」
https://rs39.net/c/s/cfoh_1/bl/

■基礎が学べる!初心者のためのサッカー上達法~「運ぶ」と「抜く」が身に付けられるドリブル上達法~
息子がボールを持つと、友達や保護者に笑われてしまいました。
でも息子がドリブルを始めると…将来性のある選手が次々に育つ名門フットボールクラブが実践する抜けるドリブルレッスンDVDとは…?
https://rs39.net/c/s/cfnk_1/bl/

■親子で学ぶ!まったく新しいボールの蹴り方
なぜ、テクニックのないビギナーでも、この男の話を聞き流すだけでキックの威力が増し、ボールを遠くに正確に飛ばせるようになるのか?
http://rs39.net/c/s/cfsy_1/bl/

■「個」の力を育成するためのドリブル上達トレーニングメソッド~ドリブルが巧くなる!動き創り&リズムの習得~
なぜ、クラブ連盟未登録の「無名の街クラブ」が、Jユースが集まる大会で、優勝できたのか…?
http://rs39.net/c/s/cfmt_1/bl/

■コーンドリ ~「個」の力を育成するためのドリブル上達トレーニングメソッド2~
「まさか、コーンドリブルに、こんなやり方があったなんて…」
なぜ、三木コーチがしどうする選手たちは、神業のようなドリブルをマスターできるのか?
http://rs39.net/c/s/cfmt_2/bl/

■重心移動アナライズ~フットボーラーが身に付けることで劇的にセンスを上げられる動作習得法~基礎を知る編
これが、ドリブルを自在に操りサッカーを始めたばかりのビギナーでも“絶対に上級者に見せる”シンプルな方法です。
http://rs39.net/c/s/cfoy_1/bl/

■重心移動アナライズ2~上手くいかない事をできるようになるための身体動作を習得する方法~
なぜ、ドリブルが苦手だった選手がネイマールやメッシのように緩急自在のドリブルでDFを切り崩せるようになったのか…?
http://rs39.net/c/s/cfoy_2/bl/

■ボトムアップ理論~選手の自立心を育てて、スキルを向上させる魔法のコーチング法~
「世界一受けたい授業」「とくダネ!」で大絶賛!
なぜ、週2回しか練習しない無名の公立高校が、全国大会で優勝できたのか?
http://rs39.net/c/s/cfhk_1/bl/

■サッカーテクニック向上メソッド
なぜ、小中高、どこのチームでも取り入れられている「両足での練習」が、選手の上達を妨げる原因なのか…?
http://rs39.net/c/s/cfhy_1/bl/

■フットボールクロニクル ~攻める意識をアップさせる!ゴールを決めるための利き足の法則~
なぜ、たった1つの原則を意識するだけで、トラップ、パス、どりぶる、シュート…、サッカーにおける、すべてのプレーを劇的にレベルアップできるのか?
http://rs39.net/c/s/cfhy_2/bl/

■わんぱくドリブル軍団JSCの最強ドリブル塾~子供のドリブルテクニックを楽しみながら上達させる方法~
なぜ、5ステップ・ドリブル上達法は、足が遅い子供でも、体が小さい子供でもDF突破率を高めてしまうのか?
http://rs39.net/c/s/cfkw_1/bl/

■わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAのドリブル基礎トレーニング 初級編
1,500人以上の子供たちを上達させた少年サッカー指導のプロが教える、「お父さんのための、サッカー指導法」を知りたい方はいませんか?
http://rs39.net/c/s/cfkw_2/bl/

■わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAのドリブルトレーニング 中級編
なぜ、JSC CHIBAの新しいドリブル指導法は、相手が反応できないキレのあるフェイントや、素早い状況判断のできる選手を育て、チームの「得点力」をアップできるのか…?
http://rs39.net/c/s/cfkw_3/bl/

■育成の極意!~自立&吸収するサッカー選手が育つ本当の秘訣!~
なぜ、口うるさいだけで、チームを強くできなかったコーチが、U-18日本代表選手を輩出するほどの、強いチームを育成できるようになったのか?
http://rs39.net/c/s/cfkw_4/bl/

■親子で特訓!わんぱくドリブル自主練習
サッカーチームのコーチまかせで、実現できていないお子さんの活躍を、なぜ、サッカー経験ゼロのお父さんが、実現することができるのか…?
http://rs39.net/c/s/cfkw_5/bl/

■わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAのボールコントロールを向上させる「体幹トレーニング」~プレスディフェンスに当たり負けしないための練習法~
「見ろよ、今日の相手チビばっかりだぜ…」身体の小さい選手ばかりのチームを見て、対戦相手は笑っていた。しかし、試合がはじまってみると…!
http://rs39.net/c/s/cfkw_6/bl/

■ JSC CHIBAオリジナル練習法~チームをグングン育成する!チームトレーニング編~
どうして、うちのチームは、試合になったとたん、ミスが増えるんだろう…?
http://rs39.net/c/s/cfkw_7/bl/

■クーバー・コーチングのMake Your Move~1対1テクニックのすべて~
30ヶ国以上で、150万人の一流指導者を育て上げた、世界最高峰の「1対1メソッド」を、遂に一般解禁!
http://rs39.net/c/s/cfcv_1/bl/

■ Improve Your Game~1対1スキルを向上させるための練習法~
なぜ、弱気なプレーで、勝負を避けていた選手が、自ら積極的に1対1を仕掛け、相手を抜けるようになったのか?
http://rs39.net/c/s/cfcv_2/bl/

■Mr.セレッソ森島寛晃のエースストライカー育成理論~チームで一番の『点取り屋』になるための3つの方法~
日本一腰の低いJリーガーの驚異の秘密「ほとんどの選手はシュートを打つのに精いっぱいで、ゴールを決める余裕がありません」
http://rs39.net/c/s/cfmh_1/bl/

■屋良流サッカー上達のためのコソトレ
1日たった10分の自主トレで、抜群のサッカーセンスを習得できるDVDが、今なら手に入りますが…
http://rs39.net/c/s/cfym_1/bl/

■吉田康弘の究極のパス上達理論 ~正確な「予測」と「判断」が行える選手を育成する12のヒント~
なぜ、「2つのポイント」を教えるだけで、ディフェンスにプレッシャーをかけられても、ボールを取られなくなるのか…?
http://rs39.net/c/s/cfyy_1/bl/

■サッカー&フットサルのトッププレーヤーになるための基礎トレーニング
なぜ、日本代表と身長がほとんど変わらないスペイン代表がワールドカップで優勝できたのか…?
http://rs39.net/c/s/cffa_1/bl/

その他教材はコチラ↓
https://real-style.co.jp/category/225/?bno=mm

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。