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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

流れの中で行うシュート練習を紹介します

三浦です。

皆さんのチームではシュート練習にどれくらい時間を割いていますか。

小学生のチームでは意外にシュート練習に時間をかけないようですが、練習メニューには必ず取り入れられています。

サッカーのスキルの中で「シュート」は特別なものです。

通常のパス練習とは違って「取られないボールを打つ」ので独特の考え方が必要です。

 

■行列を作ってシュート練習する意味

コーチがゴール側やサイドからボールを転がし、1列や2列に並んだ選手が走り込んでシュートを打つ。

大会会場などで試合前によく見られる光景ですが、通常の練習でも行われています。

前から転がってくるボールをノープレッシャーでシュートするので本来であれば高確率でゴールに入ります。

しかし、これははっきり言ってゴールに向かってのキック練習です。

しかも、行列を作って行うので、1度の練習で1人がボールを何回蹴れるかを見ると順番が回ってくるまで1分以上かかる場合もあります。

10分で10本しかシュートが打てないとは効率が悪すぎますね。

しかし、試合前のハーフタイムでこの練習を行う意味は、ゴールへ向かってシュートを打つという「メンタル」を奮い立たせることや

キーパーにとっても重要なゴール前のピッチ状況を掴むことなど意味もあります。

しかし、スキルアップのための練習方法としては考える必要がありそうです。

 

■流れの中で行うシュート練習

シュート練習には、2人、3人のコンビネーションで流れの中で行うシュート練習があります。

しかも、GK以外にディフェンスをつけることで、シュートを打ちにくい練習になります。

ディフェンスのプレスを受けながら、小さなスペース、短い時間でシュートを打たなければなりません。

試合に一番近い状況でのシュート練習です。

 

■ダブルボックスという形式

サッカーでは「ペナルティエリアの中ではシュート以外の選択肢はない」と言われるほど、ボールを持ったらシュートを打つという意識が必要とされます。

ペナルティエリアの倍の大きさ(少年サッカーでは奥行きが12mなのでその倍は24m)でゴールを2つ近づけて置き、マッチを行います。

24mコートの中央付近でボールを持ったらペナルティエリアライン付近でボールを持っていることになるので、当然シュートを狙います。

人数はキーパーを除いて4人対4人か、5人対5人程度です。

行列を作ってシュートを打つ練習とは違い、この練習で身につけたスキルは試合で活きてきます。

ボールを持ったら相手をかわしてシュート!リバウドボールを相手と競り合ってシュート。

相手ボールになったら絶対にシュートを打たせない。マイボールになったらシュートを打つ。シュートで終わること。

慣れないうちはパスを選択するシーンもありますが、積極的にシュートを打たせることで、ボールに触る回数、シュート本数とも次第に増えていきます。

ボールがコート外に出たら、コーチからすぐにボールが入ります。
5分間行って休憩しながら5、6本続けます。3,40分のトレーニングになりますが運動量も多く、心肺機能のトレーニングにもなります。

僕のチームでは、このようなシュート練習の方が効率的だなと考えて行っています。

 

■効率を追求してトレーニングを行うこと

試合が多くなり、通常練習の時間の質を上げることでしかスキルアップが望めない。
少年サッカーではこのような背景があります。

練習回数や練習時間を延ばすことは必ずしも得策ではありません。
現代の子供たちは時間もなく、休養も必要です。

選手たちの故障を予防しながらスキルを上げていくことはコーチ、保護者が考えるべきことですね。

目的をはっきりさせて集中すること。スキルアップのコツです。

頑張りましょう。

 

 

三浦直弥(サッカーコーチ)

小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。

現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。
現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。

好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。
座右の銘
は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

 

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