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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

1対1の守備に目覚めてみませんか?

リオ五輪まであと1ヶ月ですが、サッカー代表メンバーが発表されましたね。
 
メキシコ大会の3位を再び狙う手倉森監督率いるU23代表は目立たない世代、谷間の世代とか言われていましたが確実に変貌を遂げています。
 
攻撃でもポジション争いがあれば、デフェンスでもポジション争いのあるチーム作りの結果、選手たちが自分をアピールする術を身につけてきたように思います。
 
このメンバーの中で注目している選手は植田選手です。
 
闘莉王選手、中澤選手、ちょっと前なら秋田選手などセンターバックを張る選手に共通の雰囲気を持っています。
 
1対1の競り合いでは絶対に負けない、身体を投げ出してシュートコースに入る、デフェンスのリーダーとして統率しチームを鼓舞する。
 
そんなファイタータイプでスキルもある植田選手は186センチと慎重も高く、空中戦も得意です。
 
16歳のころからユースの代表として海外での試合を数多く経験し強気のプレーで「負ける気がしない」という発言も聞かれます。
 
身長が高いだけでなく屈強な身体と強さを持ち、イメージはバルサでプレーしていたプジョルに似ているなと感じていました。
 
すると植田選手の目標とする選手もプジョルとのことでなるほどと思いました。
 
プジョルは、バルサの壁と言われるほどの屈強なデフェンダーで速さや上手さでは他の選手に劣っても、精神力とフィジカルではだれにも負けないプレーを見せていました。
 
プジョルは怖そうですが、黙々と練習をするタイプで派手なことは苦手らしく、植田選手も似ている部分がありそうです。
 
センターバックに要求されるものは、強さ、速さ、タフネスだけでなく、ポジショニングや駆け引きという「頭」も要求されます。
 
私は、小・中学生を指導していますが、小学生は3バック、中学生は4バックで試合をしています。
 
バックにはセンターバックという真ん中のポジションの選手が核となりますが、抜擢する時の基準というものがいくつかあります。
 
小学生では特に身長にこだわりません。
 
小さくともファイタータイプなら、候補です。
 
中学生の場合はある程度身長があった方がアドバンテージがあるので基準のひとつに入れています。
 
足も速ければ速い方がいいですが、長い距離が速いよりも短距離のダッシュを優先します。
 
少年サッカーのセンターバックはゲームメークもするのでパスを蹴り分けられる能力も必要ですが、それよりも私は「戦える」能力と「自立」を求めます。
 
失点しても他人のせいにしないこと、決して譲り合って失点するようなプレーをしないこと、自分が行くという姿勢を大事にします。
 
サッカーはチームで戦いますが、センターバックは1対1の戦いで負けてはいけないポジションです。
 
もうひとつの基準は、受け身にならないという考え方が出来る選手です。
 
デフェンスというとフォワードの動きを制することが大切であるかのように思われますが、そうではないと考えています。
 
フォワードの動きをコントロールするポジショニングが出来る選手は、受け身にならず積極的なプレーが見られます。
 
例えば、フォワードに背後に回り込まれるのではなく回りこむよう誘いをかけて、後手に回らずに対応出来るという能力です。
 
不意をつかれるとミスが生まれますが、相手の動きを誘うことで予想の範囲で対応が出来ます。
 
マークするときも、ピッタリついてしまうとクルッと反転されてシュートを打たれることもあります。
 
しかし、マークをややゆるくしていると、その相手にボールがパスされやすくなるので、そこを狙うことが出来ます。
 
どれくらい離れればパスが出るのか、どのくらいの距離からならインターセプトが出来るのか。
 
試合中にこのような事を考えながらプレーしていると動きの質が変わって来るようです。
 
ファイタータイプと言えども、闇雲にボールに食らいつくばかりではないということですね。
 
少年サッカーでも選手どうしは火花を散らします。
 
「負けるもんか」「絶対抜かれない」このような気持ちに技術がついて行きます。
 
気持ちのない技術は単なる見世物ではないかと思います。
 
サッカーはボールを扱うスポーツですがボールを奪うスポーツとも言えます。
 
相手の自由にさせずに奪いとること。
 
その時に必要なものは、1対1の守備の技術です。
 
皆さんもぜひ、1対1の守備に目覚めてみませんか。
 
ボールを奪うこと、デフェンスが主導権を握ることに気づけば、きっと楽しく感じられると思います。
 
リオ五輪が楽しみですね。
 
手倉森監督があと1ヶ月でどんな仕上げをしてくるか。
 
指導者としても興味があります。
 
頑張れニッポン!

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