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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

6年生の体力とテクニックのバランスについて

4月も後半、もうすぐゴールデンウイークですね。

しかし、大型連休でもサッカー漬けという家庭も多いことでしょう。

全日本少年サッカー大会の地区予選もスタートしています。

6年生の最後の大舞台。この大会のために頑張って来たと言っても過言ではないでしょう。

この時期に順調に勝点を重ねているチームは、きっと去年や一昨年も安定した成績をおさめているのではないでしょうか。

少なくとも4年生の時期には、2年後の春が見えて来ると思います。

5年生の秋からぐ~んと伸びるためには、4年生の時期にしっかりとトレーニングして来たかどうかが分かれ目になると思います。

4年生後半から5年生にかけて、子供たちは成長過程にありますがサッカー少年の多くは、小さく細い身体を目一杯動かして頑張っているという印象です。

その時期から半年経つと、少しずつ少年から青年への面影が見えて来ます。

5年生の秋頃から、声変わりする子がでてきます。

この時期は、身長も伸び、体重も増える時期です。

そして、心の成長の時期でもあります。

サッカー少年には、「ゴールデン・エイジ」があることはこれまで何度もお話ししました。

技術を身につける最適の時期です。

しかし、私は、技術と同時に「心と体」を意識する最適の時期とも思っています。

4年生の時期には、ポキっと折れそうなテクニシャンの子が1年後には、背中にたくましさが出て、お尻もガッチリして来ます。

身体能力の変化を感じると同時に、パワーでなんとかなるという場面を経験し、テクニックを磨くということよりも、強引さで勝負してしまうこともありがちです。

私は、この時期を特に注目して見ています。

サッカー選手には「たくましさ」と「創造性」が必要です。

特に、将来を背負う小学生には、クリエイティブでたくましい選手に育ってほしいと考えています。

力でねじ伏せることは、たくましさとは違う。

パワーに頼ってテクニックを磨くということをおろそかにしてはいけない。

体力がついてくると、長いボールを蹴りたくなるものです。

小学6年生の春ともなると、長いボールを蹴りこんで勝負に出たいという発想が出てきます。

蹴れるから蹴る。遠くまで蹴ると気持ちがいい。

遠くへ蹴ると攻撃している感じがする。

これが落とし穴です。

ロングボールを前に蹴りこんでもそのボールは高い確率で弾き返されます。

こぼれ球やミスを狙うという考え方も戦術のひとつですが、そればかりでは身につかない技術もあります。

蹴れるけど、蹴らない。

ロングパスを蹴れるけど、ショートでつなぐ場面はインサイドでしっかりつなぐ。

パワーとテクニックのメリハリについて学ぶ時期でもあります。

ドリブルでもパワーとテクニックのバランスが問われる時期です。

フェイントもいれずに、相手の背後にボールを突きだして、パワーに任せて追いつくというプレーが出てきます。

強引に抜きに行くことは悪いことではありません。

しかし、相手を揺さぶるフェイントや繊細なボールタッチ抜きに前に出て行くプレーは、いずれ壁にぶち当たります。

ダッシュでは負けないけど、しっかりとフェイントを入れることや細かいボールタッチを忘れないでプレーすることなど、とても大切だと思います。

体格の差、パワーの差でちょっとだけ優位に立てても、すぐに追いつかれてしまうのが、小学生高学年から中学生にかけての時期です。

この時期に必要なことは、体力まかせのプレーではなく、やはりボールを思い通りに扱うという技術の「基礎練習」です。

子供たちにたくましさを感じた時、そのたくましさを維持するためにも技術を振り返ることを忘れないで欲しいと思います。

中学生になれば、追い越されるかも知れない体格差を埋めるものはボールコントロールを始めとする「テクニック」です。

サッカーを長く楽しみたい。

高校生、大学、社会人とプレーを続けて行きたい。

夢はやはりJリーガー!という子供たちにとっても、基礎となる技術は土台です。

ボールを思い通りに扱うことをもう一度振り返ってみませんか。

きっと、サッカーの原点が見えてくるかも知れません。

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