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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【指導法】中学生になってもサッカーを続ける時の注意点とは?

小学生の保護者の皆さん
ご卒業おめでとうございます。

小学1年生からサッカーを始めたという家庭も多いことでしょう。

6年間と言えば決して短い期間ではありませんが
振り返ってみるとあっという間に時間が過ぎていった。

そんな感じがします。

三浦のチームでは、24日がお別れ会です。
昨日の練習では保護者の方からお礼の言葉をいただきました。

と同時に中学生になって部活動やクラブチームでサッカーを
続けるうえで、どんな事に注意したらよいか?

という相談も受けました。

私は、中学生とは言え、ゴールデンエイジの延長だと考えているで、

今までの練習で出来ること出来ないことが分かっているはずなので、

自分で考えて練習を続けていくようにアドバイスしました。

その中で、ドリル練習と対人練習のどちらが大事かという
質問がありました。

コーンなどの道具を使って行うドリル練習は繰り返し練習によって
敵がいない状態でのスキルが向上します。

一方、対人練習は、コーンの代わりに実際に仲間に敵役になってもらって
ボールを扱う練習をすることです。

私はこの2つの練習方法について

「クローズドスキル」
「オープンスキル」

の2つがあるんですよ、と説明しました。

■クローズドスキルの特徴

クローズドスキルの代表的なものは、コーンを用いたドリブル練習ですね。
あくまでも目印としてのコーンを相手に基本的なスキルを身につけていくと
いうものです。

繰り返し練習によるドリルと異なることは、「敵をつけない」ということです。
繰り返し練習でも敵をつけて行うこともあるからです。

ボールリフティングやクーバー・コーチングのボールマスタリーも
クローズドスキルのトレーニングの代表例ですね。

ボールタッチのトレーニングだけでなく、キックの練習であっても
2人で向かい合ってボールを蹴り合う練習は「クローズドスキル」です。

もちろん壁当て練習もそうですね。

特徴としては、相手からのプレッシャーがないので、ボールに集中出来ること。
上達の度合いが、ボール扱いだけの基準になること。

初心者には必要なトレーニングですが、上級者にとっても試合中のプレーの
修正のために、クローズドスキルを取り入れることもあります。

■オープンスキルの特徴

ズバリ、試合そのものがオープンスキルのトレーニングになります。
8人制でなくとも、4対4のスモールサイドゲームはオープンスキルの
よいトレーニングになります。

オープンスキルの最低限の条件は、敵がひとりいることです。

ドリブル練習ならば、向かってくる相手、並走する相手、後ろから追ってくる
相手チームの選手がいる状態でのトレーニングです。

ボールをコントロールするだけでなく、相手をかわすためにはどうすれば
よいのかということが大切になってきます。

相手をかわすためには、自分の体はどう動かせばよいのか、相手の動きを見て
判断する必要があります。

サッカーの試合ではこのような1対1の場面がとても多いので、オープンスキルは
実戦的なトレーニングになります。

さらに、オープンスキルの目的は、試合での「判断」と「スキル」の向上なので
4対4のスモールサイドゲームでは、目の前の相手を見ながらも、ボールを受けようと
動きだしている味方も見て、パスを出すのか、ドリブルで目の前の相手を抜くのかという
判断が必要になります。

■オープンスキル、クローズドスキルでよくある誤解

クローズドスキルがある程度のレベルになったらオープンスキルに移るという
イメージで説明していますが、それは違います。

クローズドスキルのレベルが低ても、オープンスキルでのトレーニングは必要です。

例えば小学1年生はボールが蹴れないのでパスを出したり受けたりというオープンスキルが出来ないように思われています。

だから、クローズドスキルの練習だけを行うことがよいか?
そうではありません。

サッカーの本質を楽しむためには、レベルはさておき4対4などのゲームを
たくさん行うことが必要です。

サッカーに対するモチベーションがアップするという目的と
パスやドリブルが成功しないという現実をとらえて、クローズドスキルの練習の意義を
教えていく目的もあります。

つまり、どの学年、レベルであってもクローズドスキルとオープンスキルは平行して
行っていく必要があります。

■クローズドスキルはドリブル?オープンスキルはパス?

保護者からこのような意見も出ました。

クローズドスキルってドリブルで、オープンスキルはパスって事ですよね。
メッシが相手をごぼう抜きする事は、クローズドスキルですよね。

いえいえ、メッシはドリブルしかやりません!と宣言しているわけではなく
相手チームは、パスもある、ドリブルもあるという判断をして結果として
抜かれてしまう・・・という事なんです。

だから、相手がいるのでオープンスキルという事です。

と回答して、納得していただきました。

■選手としても意識したいクローズドスキルとオープンスキル

クローズドスキル、オープンスキルという言葉はコーチング側の
言葉であって、選手に対して「それはクローズドスキルだ」
それは「オープンスキルだ」というコーチングをする事はありません。

しかし、自分のスキルが、相手がいない時は上手くいくのに
試合だと上手くいかない。

そう感じているなら、オープンスキルのトレーニングが必要だと言えるでしょう。

サッカーはボール扱いを競う競技ではなく、じゃまをする相手をかわして
ゴールにボールを入れる競技です。

ボールを持てば必ず相手が向かってくる。

その時、どんな判断と技術が必要か。

選手側としてもクローズドスキルとオープンスキルを意識して
練習に取り組んでみて下さい。

来週から始まる新シーズン。
ぜひとも、よいスタートを切って下さい!

応援しています。

 

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